【意外と知らない!?】カウンセリングって何?

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HSP×作業療法士×心理カウンセラーのマスターです!

日本ではあまり馴染みのないカウンセリング。

海外の映画などでは、よくカウンセリングを受けている場面などは見たことはないでしょうか?

実は、カウンセリングは日本ではあまり浸透していないんです。

そのため、カウンセリングって実際何なの?と疑問に思っている方は世の中に多いと思います。

なので、今回はカウンセリングについて詳しくお話していきたいと思います。

カウンセリングとは?

簡単に説明すると、会話あるいは対話を通して、来談者(相談に来た人)が行動を変えることを目的にして対話を行うことです。

または、来談者が抱えている問題を解決していく技法とも言えます。

まず1つは考え方を変えるというものがあります。

そしてその先に行動が変わるというものがあるのです。

カウンセリングの目標とは?

目標は人それぞれ異なりますが、カウンセリングの基本的な目標としては行動が変わるところまで達成することがカウンセリングの目標です。

また、来談者の変化気づき成長もカウンセリングの目標と言えます。

例えば、

人と会うのがとても苦手なんです。

このように人と会うことが苦手な人がカウンセリングを通して…

人と関わることが少しずつできるようになって
上手な人間関係を構築できるようになってきました!

このように人と上手に関わることができるようになるという行動の変化がカウンセリングの目的です。

行動が変わるまでしっかりカウンセリングを受けて行動を変えていくということが大事になってきます。

カウンセリングの効果とは?

カウンセリングによって期待できる効果やメリットには次のようなものがあります。

自己肯定感や自信が生まれる

カウンセラーは一切の否定批判をせずに相談者の話に耳を傾けます。これまで人に話すことができなかった深い悩み苦しみを話し、抑えてきた感情を外に出すことで精神的に落ち着くことができます。
このような経験を経て、自分の感情や思考を大切にする心が育まれ、自己肯定感や自信につながっていきます。

自分の考え方のクセや、自分の長所に気づける

カウンセラーは理解者としてはもちろん、ときに専門家として客観的な分析をしてくれます。違う角度から見た自分を知ることで、これまで気づけなかった自分の良い側面を知ることができます。また、自分の考え方のクセを見つけることもでき、そのクセの影響で苦しんでいたということも理解することができます。

抱えている問題を整理できる

複雑な状況や感情を1つずつ取り上げて言葉にすることで、自分の考えや気持ちを整理することができます。意外と悩みって漠然としていることがありますので、そこを整理していくことで心がラクになる部分も増えてくるのです。

人とうまく付き合うための自分なりの方法を見つけられる

カウンセリングは一対一の対話ですが、相談者の抱える問題は人間関係や社会生活にも影響します。カウンセラーは問題を相談者個人だけのものするのではなく、相談者を取り巻く人々との関係も含めたものとして捉えます。
この視点からの支援により、相談者が人とうまく付き合っていく方法を見つけることを目指します。

⑤うつ病などの精神疾患の予防・治療・再発防止としても有効

思考の変化や行動の変化により精神疾患の予防・治療・再発防止の役割を果たします。思考のクセによるものやストレスを上手に対処できずに精神疾患を患ってしまう可能性もあるため、そこをしっかりカウンセリングにてアドバイスを受けたり思考・行動の変化をもたらすサポートを受けることで自身の精神面を守ることができるのです。

⑥カタルシス効果が得られる

カタルシス効果とは、怒りや不安等のマイナス感情を口に出すことでその苦痛が緩和されて安心感を得られることです

簡単に言うと、辛いことを話すことで気持ちが晴れる効果を示します。カタルシスは「浄化」を意味していて、哲学者であるアリストテレスが自著で「心の浄化」との意味で用いたことが現在のカタルシス効果の由来になっています。

⑦バディ効果が得られる

バディ効果とは、今まで誰にも話せなかったことや隠していたこと、周りに理解されなかったことをカウンセラーに話し、共感や理解を得たときに「話してよかった、一人では無いんだ!」という孤独感からの解放を感じ、精神的な安定と自己肯定感を得ることを言います。端的には、孤独感からの解放という表現もされています。

⑧アウェアネス効果が得られる

アウェアネス効果とは、カウンセラーに話をするうちに、自分で話した言葉を自分で聞くことによって、自分の考えや感情などの理解が深まることで今まで見えてなかったことに気づいたり頭の中が整理されることを言います。

カウンセリングのデメリットは?

カウンセリングにも、もちろんデメリットが存在します。

受ける前にデメリットもしっかり理解しておきましょう!

①時には辛い場面と向き合う場合もある

悩みの内容によってはカウンセリングを受けていると、自分の悩みに直面して過去の辛い体験など思い出したくないことを思い出したりして、それを乗り越えていくという場面もあるため、しんどくなったり、辛くなったりすることもあるかもしれません。

ほとんどの人が過去の辛い体験って思い出したくないはずです。

しかし、場合によってはこの思い出したくない辛い体験を思い出していくことが必要になるのです。

それを話していく過程で自分で受け止めて、乗り越えていくことがカウンセリングでも重要になってくるのです。

②カウンセラーとの相性もある

カウンセラーはその道のプロではありますが、やはり1人の人間なのです。そのため、通常の人間関係と同様に、来談者とカウンセラーの相性もあります。合わない人とも実際に立ち会う可能性もあるのです。そのためには、性別、年齢、喋り方、どんな人なのか、ということがわかっているカウンセラーの方が選びやすいということはあります。

まとめ

カウンセリングは自分の困りごとについて洞察を深め、自分自身で折り合いをつけたり解決策を見出したりするために有用な手段です。

必ずしも治療的な意味だけでなく、誰にも話せなかった悩みを打ち明ける場としても活用できます。 もちろん話したくないことを無理に話さなくても良いですが、カウンセラーに聞いてもらうことで自身の課題が進展する可能性も大いにあります。

一人では抱えきれないけれど、周りの人には話しづらいことを解決する手助けとして、カウンセリングは効果を発揮してくれるでしょう。

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