HSP×精神科作業療法士×カウンセラーマスターです!
今回は、HSPさんがやった方が良いセルフケア『3選』というテーマで解説させて頂きます。
こちらの記事では自分は、HSPってわかったけどわかったものの・・・
どのように対処していけばいいのか?ということがわからない方に向けた記事になります。HSPさんはいろんなことによく気づいて敏感に反応する感情反応が非常に高くて、様々なことにすごく反応してしまいます。
だからこそ傷つきやすい、ダメージを受けやすいという特徴があります。
『HSP』は5人に1人いると考えられています。これは、性格の問題とか弱いからとかそういった根性の問題ではないということ知って、これらの概念に救われた方もいると思います。
ずっと…なんでだろうな…と思っていたところが『なるほど!』というようにすごく納得された方も多いと思うんです。
僕もその1人です。HSPという概念を知っておかないと・・・
なんであの人あんなこと簡単に言えるんだろう…
なんだあの人は気づけないんだろう…
なんで自分ってこんなことばっかり気になるんだろう…
本当に自分って神経質だな…
こういったことがよくあると思います。
このように他罰思考、自罰思考が頭の中をぐるぐるしやすいと思います。
HSPさんはこのような事が多くあると思うんですけども、HSP気質=生きづらいというわけではないです!HSP気質がゆえに生きづらさを抱えてしまうことも多いと思いますが、HSP気質=生きづらいというわけではないです!
HSP気質が関係していて生きづらさを感じてしまったり、心身に不調をきたしてしまう場合もやっぱりありますので、そういった場合はいろんな考え方とかセルフケアの方法とかメンタルヘルスに意識を高めていくとこういったことが非常に必要になります!
今回は、HSPがやった方が良いセルフケア3つについてご紹介したいと思いますので、HSP気質がゆえに生きづらさを感じていたり心身に不調をきたしてしまってる方はぜひご覧ください!
解説動画:HSPがやった方が良いセルフケア『3選』
こちらの記事の内容を動画でも解説しておりますので是非ご覧ください!
HSPがやった方が良いセルフケアとは?
①認知のケア
1つ目は・・・認知のケアです!
これは、認知行動療法というものに近い部分があるんですけども、『感じたこと=事実ではない!』ということを頭に落とし込むということが重要になってきます!
人は無意識に「他人も自分と同じように感じているだろう」といった期待や考えを持っています。なので、自分が気を付けていることを平気でやってしまう人。
こういった人を見ると・・・期待を裏切られたようなすごく不快な気持ちになります。
なんで、そんなことするんだろう・・・
といった不快感、怒りを感じたり。
自分って嫌われてるのかな・・・
と不安になってしまったり。
自分だったら絶対にあんなこと言わないから
見下されてるのかもしれない…
というように考え込んだりなどですね。
HSPさんの場合は高い共感力や良心を強く持っているので、「自分がされたら嫌なことをしない」といった考え方が強い方が非常に多いです!
なので、されたら嫌なことを平気でしている人に対して悪意とか嫌悪感を感じやすかったり、被害的な認知も持ちやすいんですよね。
「自分のこと嫌いなんだろうな…」というような自己否定的な考えとか
「本当に無神経だな…ひどい人だな…」と否定的な気持ちも強く持ってしまいます。
これは、どうしたらいいのか?
シンプルに『感じたこと=事実ではない』
「他人も自分と同じように感じているだろう」という無意識の認知を変えていくトレーニングが非常に重要になってきます。
「自分は、HSP気質があるからすごく気になるけど、相手はHSPじゃないからそこまで気にならないんだろうな…」
「あの人は、悪気もないしバカにしてるわけでもない」
という認知を持って感情を落ち着ける。こういったことを繰り返していくことが大切です!
もしに反射的に嫌な考えが浮かんでもそこで、終わらせないで「後から意識的に考え直しをする」ということが大事になります。
被害的な嫌な考えのまま、傷ついたままの認知にしてしまうと・・・
戦闘モードの交感神経も上がりっぱなしままだし、感情も流すことができないままになってしまいます。
都度、考え直しをすることが認知のケアになります!
②感情のケア
2つ目は…感情のケアです!
HSPさんは、非常に感受性が豊かなので、いろんな刺激に対しても感じ方が周囲と比べるとかなり強い傾向があります。
深い情報処理をする特性から強い悲しみとか、不安、怒りなどを感じやすいです。
いろんな感情がありすぎて、分からなくなってしまったり、優しさから怒りの感情に蓋をしてしまうという方も非常に多いです。
でも、感情のケアをしていかないと辛い感情や傷を抱えっぱなしということになってしまうんですよね。
こんなことで怒ってはいけない…
このくらいで悲しむなんて…自分は弱い…ダメだ…
というように気持ちを否定したり、自分を責めたり。
こんなこと言ったら相手が傷ついてしまう・・・
というように優しく飲み込んで、自分を傷つけたりとか自分を抑えすぎたり。
本当に嫌な出来事を流して感情を流して心を強くしていく事が理想なんですけども、それができなくなってしまう感じです。
なので、感情のケアが必要です!
感情のケアとは、つまり…辛い感情を溜め込みすぎずに流してことです!このように心の傷を癒してことが必要になっていきます。
感情のケアとしては…自分と対話するような感じです。
こういうことがあって…こう思ったけど…本当嫌だったよね。
こういう本音があるんだよねだけど、こういうことがあって抑えたんだよね!
というように、自分自身で優しい言葉をかけてあげるとか自分自身で感情を認め直す。そういったことがとても必要になりますので、自分の本音はどういうものだったのか?自分と対話して確認していく事がとても大切です!
③身体のケア
次、3つ目は…身体のケアです!
HSPさんは五感も敏感です。
光や音、匂いなどの刺激にも過敏に反応してしまいます。五感からいろんな刺激を受け取るわけですから、ものすごく疲れるんですね。なので…サングラスとか耳栓とかノイズキャンセリングイヤホンこういったすぐに出来るような対策。外部からの刺激をできるだけ少なくするようなグッズを用いて生活してことも非常に重要です。
マッサージとかストレッチで外側から体のケアをすることもとても大切ですが、内側から身体のケアをすることも非常に大切です!
内側からのケアというものは・・・
呼吸法などは特にオススメです。呼吸にしっかり意識を向ける、呼吸を整える。
あとは、瞑想とかもいいですね。
全ての刺激を遮断して目をつぶった状態で意識を集中させる部分を決める。
例えば…やりやすいのであればさっきも言った呼吸とかですね。
空気が肺に入ってくる部分に意識を向けて想像する。今度は、吐き出す空気に集中する。
あとは、身体のある部位に集中して意識を向けるとか、そういうような感じで内側からのケアということも非常に重要になります。
瞑想は結構、集中力を切り替える練習にもなりますし、それに伴って思考を切り替える練習にもなります。それに純粋に精神力が鍛えられるという部分もありますので、かなりメンタルには良い効果があります。
呼吸もかなりメンタルに影響してくるので、呼吸法と瞑想はぜひ取り組んでみて頂きたいなと思います!
呼吸に意識を向けるだけでも全然変わってくると思うので、是非行ってみてください!
この3つのケアを行っていくとHSP気質がゆえのしんどさや疲れを癒せる部分が増えてくると思います。それに、自分の繊細だな…って感じていたメンタルも守ることができると思いますので是非、試してみて頂きたいなと思います!
少しもこの記事が参考になって頂けたら幸いです!
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