
こんにちは!HSP×作業療法士×心理カウンセラーのマスターです!
もしかしたら自分はHSPかもしれないと感じて見て下さっている方も多いと思います。
今回紹介するHSPの4つの気質のうち、どれかに当てはまっているとHSPの可能性がかなり高いと言えます。
今回この記事を読んで、自分がHSPか、そうでないかということが分かると思いますので、
もし自分が「HSPかもしれない・・・!」とおもう方はぜひこの記事を最後まで読んでみてください!
解説動画:【HSP】HSPが持つ4つの気質とは?『当てはまったらHSP確定』
この記事の内容は下記の動画でも解説しています!
そもそもHSPってなに?


「人と長時間一緒にいると疲れてしまう」

「細かいところにまで気付いてしまう」

「仕事に時間がかかってしまう」

「疲れやすくてストレスが体調に出やすい」

「周りに機嫌が悪い人がいるとかなり緊張する」
自分がHSPだと感じる方はこういった経験はないでしょうか?
HSPの感じやすい性質は「長い間気にしすぎ」だとか「真面目すぎる」などと、個人の性格によるものだと誤解されてきました。
ところが、心理学の研究者であるアーロン博士が行なった調査によって、生まれつき繊細な人というのが5人に1人の割合で存在することがわかりました。
HSPは生まれつき持った気質
HSPというのは生まれつき持った気質であって、
生まれつき身長が高い人がいるように、生まれつき繊細な人がいるのです。

そしてアーロン博士はこういった人を「 HSP( Highly Sensitive Person )」と名付けました。
HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)というのは日本語で言うと、
「敏感すぎる人」や「とても敏感な人」と呼ばれています。
HSPの4つの性質

アーロン博士は、このHSPの気質の根底には、これから紹介する4つの面「DOES(ダズ)」というものが必ず存在すると言います。
この4つのうち1つでも当てはまらない場合は、おそらくHSPではありません。
では1つずつ紹介していきたいと思います!
1.Depth「深く処理する」
まず一つ目「D」は、「深く処理する(深く考える)」という意味です。
このタイプは、さまざまなことを瞬時に感じ、ほかの人が普通では考えないような深さまで考えてしまいます。
複雑なことやこまやかなことに目を向け、表面的なことよりも本質的なことを考える傾向にあります。
2.Overstimulation「過剰に刺激を受けやすい」
2つ目「O」は、「過剰に刺激を受けやすい」という意味です。
このタイプは、人一倍気がつき処理するため、人よりも早く疲労を感じやすいのです。
大きな音や光、暑さや寒さ、痛みなどに敏感だったり、
楽しいイベントでも刺激を受けすぎて疲れてしまったり、興奮して目が冴えて眠れなかったりしてしまいます。
ですので、感じすぎた刺激を流すために、ひとりの時間や静かな時間が必要です。
3.Emotional&Empathy「感情反応が強く、共感力が高い」
3つ目「E」は、「感情反応が強く、共感力が高い」というタイプです。
このタイプの人は共感力が強く、他者の意思や気持ちを察しやすいのです。
「HSP」は「HSPじゃない人」よりも、ミラーニューロン(共感を生む働きをするといわれている神経細胞)の活動が活発だといわれています。
事故や事件のニュース、暴力的な映画などが苦手な傾向にあります。
4.Subtlety「些細な刺激を察知する」
最後4つ目「S」は、「些細な刺激を察知する」
このタイプの人は小さな音や、かすかな匂い、相手の声のトーンや視線、自分を笑ったこと、ちょっとした励ましなど、細かなことに気づきやすいです。
ですが、気づく対象はさまざまで個人差があります。
1つでも当てはまっていればHSPの可能性あり
このような4つの面「DOES」の中でどれか一つでも当てはまるのがあれば、HSPの可能性はかなり高いと言えます。
なので、これでなにも当てはまらなかったという人はHSPではないと思われます。
まとめ
皆さんはいかがだったしょうか?
僕はこれを見たときに全部当てはまっていると思いました。
HSPの方はこれを見る限り、もしかしたらネガティブな印象を持つかもしれませんが、決してネガティブな一面だけではありません。
確かに、デメリットになってしまう部分もいくつかありますが、その人のとらえ方や行動の仕方によっては、メリットに変えていくことができます!
また、HSPはデメリットだけではなく、良い面もたくさんあります。
でもやっぱり生きにくさを感じている人もいると思います。
そんな方に向けた対策方法なども他の記事や動画などでたくさん発信していますので、HSPで悩んでいるという方はぜひご覧ください!
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