【HSP】自己評価の低いHSPに知っておいて欲しい考え方

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こんにちは!HSP×作業療法士×心理カウンセラーのマスターです!

今回は特に自己評価がものすごく低いHSPの方に向けた内容になっております!

これは、「考え方の一つとして持っていて欲しいな」ということについてお話していきます。

HSPの方だと「不安なこと」「ネガティブなこと」に敏感になってしまって気づきやすいです。

元々人間はネガティブな方に注目しやすくて、不安感が非常に高まりやすいです。

また、考えすぎというところから自己肯定感が下がってしまうんです。

HSPの方はそういう方が多いと思います。

不安感が強い人は、自己評価をそこからどんどん下げてしまいます。

僕も、不安が強かったり、自己肯定感の低さから自己評価が非常に低かったです。

自己評価の低さによって、さらに自己肯定感が下がってしまい「全然自信が持てない・・・」という事に繋がってしまいました。

例えば、何か仕事をした時に、そんなに出来がすごい悪いというわけではないのに、

自分って全然仕事ができないなー

いやこんなの誰でもできるよ

自分がやったことなんて大したことないよ

というように自分の仕事の出来栄えが悪いと思い込む癖があるんです。

そんな方に持っておいて欲しい考え方をご紹介していきます。

解説動画:【HSPのあなたへ】自己評価の低いHSPさんに贈る動画

この記事の内容は下記の動画でも解説しています!

【HSPのあなたへ】自己評価の低いHSPさんに贈る動画

自己評価が低いHSPはどうすればいいの?

自己評価が低いHSPの方はどのような考え方を持っていればいいのか?

 

これは現実は思っているほど悪くないと考えるということです。

 

 



どうしてこの考え方が効果的なの?

では、なぜこのように考えることが効果的なのか?

ここで、ブリティッシュ・コロンビア大学が行ったとある実験を紹介します。

ブリティッシュ・コロンビア大学が行った実験

ブリティッシュ・コロンビア大学のリン・アンデンは、

引っ込み思案で自己主張がなかなかできない

という人を集めて、

「自己主張の強い人になりきって演技をさせる」

という実験をしました。

それを録画して、多くの人に判定してもらったんですよ。

まず「自己主張できない人」に自分の演技を見せて

「今の演技はどうでしたか?」

と評価してもらったところ

ものすごく悪い評価を下したそうです。

ところが、このビデオを見て判定した人たちは

素晴らしいね!とても上手だったよ

引っ込み思案とは思えない!

というように非常に高い評価であったんですよ。

 

これは結局何が言いたいかというと、

 

「結局ダメだと思っているのは本人だけだ」

 

ということなんです。

自分の評価と他人の評価は全然違う

否定的な思い込みをしてしまって

自分なんてダメだ・・・

というように思い込んでしまうのが、不安になりやすい人の特徴でもあります。

そしてそこから自己評価が低くなってしまうんですよ。

 

もし、HSPの皆さんがスピーチをすることになったとします。

そうなると、恐らく皆さんはスピーチが終わった後で、かなり落ち込むと思います。

あーもう最悪なスピーチだったな・・・

二度とやりたくない・・・

こんな感じになるのではないでしょうか?

 

僕も学生時代はよくこうなっていました。

ですが、スピーチを聞いた人たちは実際には「悪かった」とは思っていないんです。

「自己評価と他者からの評価」

これはかなり違って見えるものなんです。

HSPの方は特に自分に対してものすごく厳しく評価しています。

ですが、実際にはそんなことないんですよ。

僕も、学生時代とか働いてからもずっと、

「コミュニケーション能力が低い」「コミュ障だ」

と思って思っていました。

でも、周りの意見を聞いてみると

コミュニケーション能力が非常に高い!

人と関わる能力に非常に長けている!

と言われることがあったんですよ。

今でも僕は、自分で「コミュニケーション能力が非常に高い!」とは思っていませんし、得意だともあまり思いません。

でも、他の人が見るとそうやって良い評価を下してくれることもあります。

意外と周りから評価って高いんだなって感じることがありました。

なので、そこからは

マスター
マスター

自分って意外と人と関わる能力があるんじゃないか?

マスター
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コミュニケーション能力が実は高かったんじゃないか?

と思うようにしています。

 



自分のマイナスな考えはいったん否定してみよう!

何か気にすることが浮かんできた場合は

「そのようにマイナスに思ってしまうのは自分だけなんじゃないかな?」

と考えてみることがまずは大事だと思います。

 

1回その「自分のマイナスな考え」というのを自分の中で否定してみましょう!

なぜかというと、他人は自分が思うほどマイナスに思っていなかったりするからです。

実際その場合の方が多いんですよね。

人間って自分のことが優先的になってしまうので、他人のことをそんなに見ている人って実は少ないんですよ。

大体の人は他人なんてどうでもいいと思っていたりします。

なので、そんな中で自分のことを厳しい目で見る必要はないのです。

だからこそ「現実は自分が思っている以上に悪いものではない」と考えてみて下さい。

この考え方は自己評価というのもかなり変わってくると思います。

 



まとめ

現実は思っているほど悪くないと考える

自分のマイナスな考えというのを自分の中で否定してみよう

他人は自分が思うほどマイナスに思っていない

「自己評価がずっと低かったな」と考えている人は、

この考え方をすることで、自己評価の低さを改善できると思います。

非常に大事になりますので、ぜひ考え方の一つとして持ってみてください。

僕も学生時代はずっと自己評価が低かったんですけど、この考え方をするようになってから自己評価が低くなってしまうのを防ぐことができました。

これは本当にオススメの方法ですので、皆さんもぜひ試してみてください!

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