こんにちは!HSP×作業療法士×心理カウンセラーのマスターです!
皆さんは嫌いな人や苦手な人はいますか?
この人も本当は悪い人じゃないかもしれない・・・
良いところを絶対に見つけよう!
このように相手を良く見よう!
と思っても 相手の言動(行動)を見て、
どうしても好きになれなかったり、
一緒にいるのが苦痛だな・・・
と思ってしまうこともありますよね。
【こういう時はどう接したらいいのか?】
ということについて、詳しくお話していきます。
解説動画:【HSPのあなたへ】HSPが嫌いな人や苦手な人と上手に接していく方法
この記事の内容は下記の動画でも解説しています!
苦手な人と上手く関わるにはどうしたらいいの?
HSPの方は良心的で共感力もかなり強いので、
「周囲の人との関係というのはあまり崩したくないなぁ」とか、
「いい関係を維持していきたいな」って人一倍思う傾向があるんですよ。
周りの人とは絶対仲良くしないと!
相手のことを嫌いになるなんて絶対だめだ!
ですが、こんな思いがあると自分から「苦手な人」に近づいていったり、
苦手な人と関わる機会を増やしてしまう可能性があります。
それはあまりよろしくないことだと思います。
僕もこの考えが非常にありまして、
こういう知識を取り入れていくまでは
「他人のことを嫌いになっちゃいけない!」
と思って、自ら嫌いな人のところに行って苦手な人と関わる機会を増やしていました。
その結果、
「ストレスが非常に溜まる」
「疲労感がかなり増す」
ということに繋がってしまったので、本当によくないことだったと思います。
このようにならないためには具体的にどうしたらいいのか?
相手を嫌いになっても良いと自分に許可を出す
まずは、相手を嫌いになっても良いと自分に許可を出す
世の中にはいろんな人がいます。
なので、なかなか好きになれない人とか、この人と合わないな・・・
という人がいるのが当然のことなんですよ。
当たり前のことです。
いやいや人のことを嫌いになるなんて人間として最低ですよ。
絶対それは良くないと思います。
もし、このように考える方がいれば、よく聞いてください。
逆に全員のことを好きになるなんて無理だし、全員から嫌われないってことも無理じゃないですか。
だからこそ全員を好きになろうとせずに、
この人嫌いだなぁ
いや・・・あの人苦手なんだよね・・・
ということをしっかり自分の中で明確にして
そういう人とは【心の距離を取る】ということを意識してみてください。
苦手な人とは心の距離を取ろう
苦手意識が明確になったら次に、先ほども言ったように【心の距離を取る】ということを意識していきましょう。
簡単な例だと、
挨拶など必要最低限の関わりはあるけど、自分からは絶対に話しかけにいかない
というような距離感です。
「好きにならなきゃいけない!」
「これ以上嫌いにならないように努力しなきゃ!」
と思えば思うほど、疲労も溜まってきますし、疲れがたまってきます。
そしてそれがストレスにもなってしまいます。
ここからメンタルが崩壊してしまう可能性も十分にあるので、気を付けてください!
そんな風に無理に近づいて仲良くなろうとするよりも、
「心の距離をとる」ことで、気持ちも楽になってくると思います。
そうすることで、
あの人の「言動」とか「態度」は苦手だけど、
仕事面では本当に尊敬できるなぁ
というように距離を取ってみることで、相手を冷静に見れるようになります。
自分が相手に求めていることも整理しよう
また、自分が相手に求めていることも整理しましょう
そうしていくと、
優しい対応をしてほしいな
全く指摘しないで、褒めるということだけしてほしいな
というように、
相手にとって実は難しいことを求めている
ということに気付ける場合もあります。
どうしても優しく対応してくれない人も世の中にはいます。
自分が優しく対応してほしいなと思っていても、それが相手にとって本当に難しい場合もあります。
自分が求めすぎていたという可能性もあるんです。
ですので、
まずは「現実的なゴールを定めてそれをクリアすれば、まずはOK!」
ということにしてみてください。
例えば、
「自分はこれから挑戦することに対して周りの人は応援してくれなくても、挑戦に対して許可をしてくれるだけでもOK!」
というような感じです
自分の反応は自分が主導権を握る
そして、自分の反応は自分が主導権を握るということを意識してみましょう。
相手が親切にしてくれたら、
この人やっぱ良い人かもしれない!
と毎回喜ぶなど、相手の反応に合わせてしまうのはやめましょう!
相手に振り回される結果になります。
・相手がどうであろうと、自分は自分の好きなように振る舞う
・良いことしてくれたら、お礼は言う
・嫌なことを嫌だと考える(伝える)
と言った姿勢でいると、相手に振り回されにくくなります。
ですので、相手に毎回毎回合わせすぎる必要なんてないんですよ。
自分のしたいような反応をしていけば良いということです。
なので、苦手な人や嫌いな人とは、関わりを簡単に断ち切るのは難しいと思いますが、相手の思い通りの反応をしすぎないということも大事になってきます。
自分の意見をしっかり優先していくということが大事なわけですね。
相手に合わせすぎないように気をつけよう!
僕も、前の職場に苦手な先輩がいたんですけど、最初はどんな人か良くわかんないし、仲良くなろうとしていました。
あんまり面白い先輩じゃなかったんですけど、ふざけることが多い人で、
「こういう反応してほしいんだろうな」というのがわかるので、こっちも良い反応していました。
それをやりすぎた結果、その先輩の距離感がすごい近くなっちゃったし、
向こうから「話聞いてくれる人」「笑ってくれる人」みたいなレッテルを貼られてしまって、
結構付きまとわれるということが起きてしまいました。
こういう勉強をしてから「距離感」って大事なんだなと思って、
自分からは絶対に話かけないようにしたりとか、
ふざけたことをしてきても、以前よりは反応を薄くする
という感じで自分の意見も尊重しつつ、相手もなるべく傷つけないように、
「少しずつ距離感を取っていく」
ということを大事にしていました。
なので、皆さんもこのように距離を取るということを大事にしていきましょう。
まとめ
・相手を嫌いになっても良いと自分に許可を出す
・苦手な人とは心の距離を取ろう
1番良いのは「完全に距離をとれること」なんですけど、
それが難しいという場合には、
「少しずつ距離を取っていく」
ということが大事になるのかなと思いますので、この考えをぜひもっていただきたいなと思います。
コメント