よく言われている苦手に人を無くす方法とは?
人間関係を良好にするテクニックとして、「相手の良いところに注目」するという方法があります。
ですが、これはなかなか難しいテクニックなのです。
理由としては「いいところ」というのが漠然としているからです。
漠然としているものを探すというのは非常に難しい作業になります。
苦手な人を無くす最強テクニックとは?
漠然としているものを探すのではなく、「もっと具体的にいいところを探す」ということです。
探す部分としては、「相手が自分より優れているところ」になります。
見た目、性格、スキル、才能、生き様、キャリアでも何でも大丈夫です。
相手にあるもので自分には持っていない優れている部分を、あなたの中で相手への苦手意識が大きくなってしまう前に「3ヶ所」探します。
何故3ヶ所なの?
これにはちゃんと理由があります。
1ヶ所だと「実はそうではなかった」と期待が外れた時にいいところがなくなってしまうからです。逆に3ヶ所以上あると見つけるという作業に時間がかかってしまいますし、見つけることが難しくなるからです。
3ヶ所程度であると、相手の優れている部分を探す練習にもちょうどベストです。
3ヶ所見つけておくと、1ヶ所期待外れであったとしてもまだ2ヵ所残っているのです。
相手のいい部分を見つけるメリット
①仕事で有利になる
相手の強み知ることでその強みを生かせる部分を有効活用できる仕事を割り当てられたときに、頼れる人をすぐに見つけることができるようになるということ。
②相手がどんな人であってもある程度の尊敬や好意を持つことができる
苦手な人であっても、相手を全否定してしまうことがなくなる可能性が高まります。
あおの人のここは苦手だけど、ここは尊敬する。ここは好意的に思える。という視点で相手を見ることができるようになるのです。
相手のことを細かく分析してその人のほとんどが嫌でも、どこか一つだけでも良いと思える部分が見つかれば、その人と会ってもその人の良い部分を学ぼうと思えるようになることもあるのです。
自分へのメリットも考えること
「あの人は性格的に合わないし苦手なタイプなんだけど、伝える能力の高さは本当に尊敬する。」と思えるようになったら、その尊敬する部分を学ぼうと思いながら話せばいいのです。そうした習慣がついてくると、意外と嫌にならないものです。
さらに、相手の優れている部分を見ることでストレス軽減にも繋がります。
学んでやるという思いが強くなれば「あの人と会うの、嫌だな」「疲れるな」といったマイナスな感情も軽減されるのです。
重要なのは、「漠然と相手のいいところ」を探すというよりも苦手な人とも会話ができるように尊敬できる部分、優れている部分、学べる部分、ストレス解消できるといった自分へのメリットを意識して探すことです。
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