こんにちは!HSP×作業療法士×心理カウンセラーのマスターです!
HSPの方は普段から疲れやすいという特徴があります。
そして、更になかなか疲れが取れにくくて、どんどん疲れが蓄積されていく事に悩まされている方が多い印象です。
今回はそんなHSPの方のための疲れが取れる休み方について解説していきたいと思います。
休みたいと感じたら休んでもいいの?
僕自身も今は、知識や情報を発信する立場になっていますけども、以前まではHSPに関する知識(予防法・セルフケア等)を全く知らずに生きてきましたし、予防法やセルフケアを知ったところで「どれくらいの頻度や程度行ったら良いのか?」ということが完全にわかっていない時期はありました。
身体を怠けさせていると徐々にストレスの耐性が低下していきますし、メンタルもそこから弱ってしまう可能性もあります。
でも、そこで自分なりにいろいろ試行錯誤をしてセルフケアや刺激予防法を試してみて、心と身体を大事にしているうちに「心配しなくていいんだ。体の求めに素直に応えてもいいものだ」と思うようになれることもあります。
身体が感じる小さなストレスにしっかり気が付いてあげて、セルフケアをすることで、「実は自分って無理をしていることが多かったんだ」と理解して気づいてあげることもできます。
そして、自分の状態というのをしっかり受け入れることで、 自分自身で無理してしまうことが減って、自分が本当にやりたいと思っていることだけに集中して取り組むことができるようになってきます。
結局どこまでセルフケアをするべき?
それでも「どこまでセルフケアするかと良いのか?」と迷う場合のコツとしてはまずは、大昔をイメージしてみましょう!
ここで言う大昔というのは、まだ人々が洞穴などで暮らしていた時期の話ですね。その頃は当然ですが、電気もありませんし、インターネットもありません。
現代では、夜に人工の明かりがまぶしいのは人間として自然な姿ですよね。もしその光がまぶしかったらロウソクを使えばOK。
いろんな情報を受け取りすぎて落ち着かないのであれば、インターネットなどの情報量が多いものは一旦、ストップする。
HSPの心と体は、自分のコンディションの良さ悪さの波も感じとりやすいけど
・「疲れたら休む」
・「元気なときに動くのは生き物として自然の姿」
・「波乗りしながら、人らしく暮らしていく」
これらの意識が「どれくらいの程度でセルフケアをしたら良いのか?」と迷ったときのイメージのコツです。
1人の時間は絶対に必要?
HSPは人といると、気遣いをしてしまうことや相手の情報を受け取りすぎてしまうという理由から疲労に繋がってしまうことが非常に多いのです。
ですから、個人差はあるものの基本的には休む場合には1人の時間は必要になります。
家族と一緒に暮らしている場合は?
家族と一緒に暮らしていると1人の時間を作りにくいのですが…
どうしたら良いでしょう?
確かに家族と一緒に暮らしていると
本当は1人になりたいけど、もし1人で部屋にこもりすぎるとなると
いろいろ考えてしまいますもんね。
そうなんです…
「家族に心配をかけて迷惑になるかな?」
「余計な心配をさせてしまうのでは?」
と考えてしまいます。
そうですよね。
それに家族からは、「何か嫌なことでもしたかな?」と思われてしまうかもしれませんしね。
そんなときは!!!
「今日は○○があってすごく疲れたから部屋でゆっくり休んでくるね。」などとざっくりでいいので「理由をしっかり伝えてから休む」ということがオススメですね。
あなたが原因ではなくただ単に疲れているということを伝えることです。
実は理由を伝えるのは相手のためというより自分のためなんです。
HSPは相手の気持ちに対して配慮ができてしまうので、自分の行動により誰かが”不快にならないか?“嫌な思いをしないか?“ということ考えてしまうことがあります。
「あなたのせいではありません。」としっかり知らせておくことで心配や不安が一気に軽減し臆することなく休むことができます。
「ひとりで休んだらそのうち回復してまた元に戻る」とわかってもらうことができれば家族も何も心配することなく、安心できるのです。
「部屋に1人で居すぎたかな?」など気にせず、充分に心と身体を休めてあげましょう。
「疲れた」ということは“頑張った”ということなのです。
もし、どうしてこんなにも疲れてしまうのだろう。「まだまだ頑張らないとダメだ」などと自分に厳しい言葉が頭に浮かんできてしまった場合は自分に優しくしてあげることが重要です。
疲れきった自分を責めるということ絶対にしないでください!!!
責めるのではなく「疲れている自分の今の状態」にしっかり客観的に観察してください。疲れてしまったということは、無理をしたり、自分のために頑張ったという証なのです。
「今日はよくがんばったね自分。偉いよ。」
と自分をねぎらってあげてゆっくり休ませてあげてくだいね!
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