HSP×精神科作業療法士×カウンセラーマスターです!
今回は、HSPさん必見のメンタルを安定させる習慣3選というテーマでお話していきたいと思います。
僕は、HSP気質を持っていてなんでもかんでも深く傷つきやすかったりとか、ネガティブな事とか、マイナスなことを深く考え込んでしまって心身に不調をきたしてしまったり、なんか気分が下がってくる・・・こういうことが結構あったんですよね。
で、HSPさんはやっぱり日々そういったことがあると思うんですけども、そのHSP気質がゆえにメンタルが日々やられてしまう。
そして…精神疾患を患ってしまうことがHSPさんにとって特に恐れている部分だと思うんです。僕もそこが1番恐れてるところなんです。だからこそどうしたら・・・自分のメンタルが安定するのか?ということは…周りの人よりも人一倍考えてきたという自信があります。
それに精神科作業療法士として精神科でアドバイスをさせて頂く立場としてこういったことは日々考えていくことが大切かなと思っているんですよね。
そんな僕が今回、メンタルを安定させる習慣『3選』というテーマでお話していきますけども、意外と今回話すことをメンタルがやられやすい方はやっていない方が非常に多いと思いますので、最後までご覧頂きたいなと思います。
解説動画:メンタルを安定させる習慣3選
こちらの記事の内容を動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください!
メンタルが安定する習慣『3選』
①読書
まず、1つ目が読書です!
『読書』の何がいいか?ってことなんですけども、自分の経験から言うと…本を読んでいる時は割と他のことをしなくなることが多いと思います。
僕の場合は、そういった面で効果がありました。
本を読んでいる時は、集中してるのでスマホをいじることも少なくなりますし、誰かと会話することもないですよね。たった1つのことに集中している状態なので、ある意味マインドフルネスとか瞑想みたいなものなんです。
読書って意外にもストレス解消の効果があると言われているんです。なので、読書ってとてもメンタル安定には非常に大切な事なんです。
それで、読書って言うと・・・
本読むの苦手なんですけど活字じゃないとダメですか?
このような質問がよくあるんですけども、本来であれば活字の方がいいかなと思われますが、小説や漫画とかでもいいんじゃないのかな?と思うんです。
理由は…最近の漫画って結構すごいんです!
漫画なんか読んでないで勉強しなさい!
みたいなことを親や大人から言われた方が多いと思うんですけども、昔の漫画ってどっちかと言うとギャグ要素が多い漫画が多かったので、漫画=ギャグみたいな感じで思われてる方が多かったと思うんですけども、最近の漫画って全然そうじゃなく、すごくて日本のアニメとか漫画ってもう世界に広まってるじゃないですか。ジャパニーズカルチャーみたいな感じで。
そこまでくると…作品がもう溢れているんです。作品が溢れてるっていう事は…もし、その自分が漫画家として考えた時に…どうしよう・・・ってなるわけです。
差別化していかないと見られないわけですから、どのように差別化していこうか?
よくあるギャグ漫画だと見てもらえないし売れないわけです。ギャグ漫画だとしても差別化を図るために別の要素を入れなきゃいけないとか。そういう風にやっていく中で普通にそういったバトルものとかの漫画なんだけども、科学的な知識が盛り込まれているとか、人間の心模様とかそういった部分がすごく描かれてるとか、今はそういう漫画っていっぱいあるんですよね。
なので、漫画も意外にバカにできないので漫画が好きな人はぜひ漫画に“没頭する”という時間を作ってことが大切かなと思います!
ただ、ここで注意して頂きたいのが、HSPさんは感受性が豊かな方が多いと思うので小説とか漫画とかでも人間関係がめちゃくちゃ描かれてる部分があると思うので、そういった部分でメンタルが引きずられてしまう部分もあるのでそこはやっぱり作品とかを選んでいくことが大事になるかなと思います。
でも、そういった心の揺れ動きっていうところも大事だったりする部分もあったりしますし、あとは「漫画を読んでいる時が幸せだ!」とか「集中できる!」っていう方は是非、読んで頂きたいなと思います。
結局1番大事な何か?って言うと・・・
読んでいて自分が気持ちいいかどうかです。自分が好きなものを読み続けて頂きたいなと思います。
②罪悪感と向き合う
次、2つ目は罪悪感と向き合うです!
これは、意外だと思います。
メンタルが不安定になる・・・とかメンタルがなかなか回復しない・・・
これは何が原因なのか?を考えてみると…
大雑把にまとめると…「休めていない」ということが原因なんです。それは、身体だけじゃなくて“精神的に休めていない”ということが一番の問題です。
じゃあ精神的に休めるためにはどうすればいいですか?
それは・・・
遊びや時間を優雅に使うこと。他には、それこそさっき言ったように漫画を読むとかゲームしたりとか自分がそれが好きだと思うんだったら…そういった事に時間を当てた方がいいと思うんです。
ただ、これらをやっている時って…例えば、スマホのゲームをやっている時に「いやーゲーム面白いな〜」と思っていても、どこか頭の片隅で「何か勉強した方がいいんじゃないかな…」というように考えたり「こんなゲームばっかりしてなんか時間無駄にしちゃってるな…」というように思ってしまう方っていると思います。
僕も昔はよく思ってました・・・
ただ時間が無駄かはどうかはさておいて…間違いなく言えるのは…
それでもメンタルにダメージを受けています!
本当は、好きなことでポジティブな時間のはずなのにそうやって罪悪感が出てくることによってネガティブな時間になってしまうわけです。
でも、それってなかなか逃れることはできないと思うんですよね。
罪悪感を感じたままゲームとかを続けているのは、実は…罪悪感とは向き合っていない状態だと思います。その罪悪感と向き合うというのはどういうことか?
「なんで自分はそんなに罪悪感を感じているのか?」ということを深掘りしてみることです。
自分も、その罪悪感が出てきた時に深掘りしてみて気づいたのは…結局、社会の考え方にハマっていただけだったんです。
極端な話をすると…
ちゃんと勉強する時間を取って社会人として立派な大人になるんだ!
そういった考えがあなたの中にあるとすればそれの最終的な目標は何か?と問いますと…生活安定だとか収入を得るだとか結局、その辺りになると思うんです。
資本主義的な考えになっていますけどもじゃあ、この資本主義的な最終目標は何か?
と言うと…
資本主義の最終目的って達成できれば何でもいいとすれば…極端な話なんですけども毎日ゲームをしててもお金が入ってくる仕組みを作ってしまえばそれでいいわけです。
これは、極端な話ですけどね。そんな簡単にできるわけじゃないですけども、できればいいわけですよね。でも、そういう一番大事な目標とか結論を飛ばしてしまって、その働くということ自体とか時間を仕事に捧げるということ自体に価値を感じてしまってると思うんです。
結構、皆さん社畜の精神になってしまっていると言いますか。そういう社会になってきてるわけですから、罪悪感が出てきてしまうことは多いと思うんです。
それで、本当に感じている罪悪感は自分にとって本当に大事なことですか?
自分の好きな事、ゲームとか漫画を止めてまで・・・
自分がストレス解消されるもの、自分が楽しいと思うことを止めてまで・・・
効率的な生き方をすることは…本当にいいことでしょうか?
そういったことはぜひ考えて頂きたいんですよね。確かにそういったことをすることによって会社で昇進したとか収入を大きく得られるようになるとかそういった事もあるかもしれないんですけども、やっぱりお金が全てじゃない部分も人生にはあります。
確かに、お金っていろんな問題を解決するにはあった方がいいですし、大切なものですが、僕の友人で、投資家になって若くしてすごくお金を手に入れた友人がいます。
あとは、会社を経営してる方とかも知り合いにいて、その中には、結婚してない人もいるわけです。
そしたら、「虚しい…」と感じていたりとか。
「家族が欲しい…」
「家族がいてもなかなか時間つくれないから家族との時間が欲しい…」
お金を手にすると「結局はお金じゃないんだ…」
みたいなお金があるから幸せとは限らない。そういった意見もたくさん聞きます。
だから、割とどんな人でもささやかな幸せを最終的に求める傾向が強いなと感じました。そういう話を聞いて僕も含めてなんですけども大半の人はまだ莫大なお金を稼いだ経験が無い方が多いと思うので、お金を稼げばバラ色の人生が待ってる!といったイメージを持っている方も多いと思いますが、僕の知ってるお金持ちの人は割と、小さな幸せとかささやかな幸せそういった部分を最終的には求める方が多いので、「お金を持ったら人生が一気に変わるからたくさん稼いだ方がいいよ!」みたいに言う人って意外といないんです。
人間の最終的な幸せとかそういうものは…割と皆さん共通してすごく小さなささやかなものなので、その罪悪感と向き合った時に自分の人生に必要ないものを求めていないか?という事を考えてみることが大切かと思います。
③運動
次、3つ目は…運動です!
運動さえしていれば…メンタルがかなり安定します。
ただ、運動っていうのは…激しい運動じゃないです。意外とアスリートとかでも心身に不調をきたしたりしますから激しい運動じゃないです。
例えば、サラリーマンしてます!普段、主婦してます!みたいな割と、普通のお仕事されている人の中で毎日散歩をする習慣ってついていますか?
散歩程度でもいいんですけども、太陽の光を浴びる習慣ですね!
特に午前中です、太陽の光を浴びる習慣を持っているかが大事になります。
30分〜1時間ぐらいは気持ちいいな〜と感じながら散歩しながら太陽の光を浴びるとこういった時間があれば心身の不調をきたしにくくなると考えられます。
他にもいろんなパワハラ問題だとかいじめ問題とかそういった問題によって心身の不調をきたしてしまう場合ももちろんありますけども、そういった部分を抜きにしてただ、1時間太陽の光を浴びるって事はなかなかないんじゃないでしょうか?
忙しいからなかなかないと思うんです。だから、僕がおすすめしたいのは朝起きてカーテン開けますよね?
カーテンを開けて外にすぐに出れる方ならいいんですけども、外に出なくてもガラス越しでも太陽の光を浴びることを意識すると全然、違ってきます!
メンタルを安定させる習慣って色々ありますけども、人によって合う、合わないっていう部分もあったりするんですよね。
なんですけども一般的にものすごく共通してるものとしてオススメできる事が…
この「太陽の光を浴びる」です!これは本当に共通してオススメできます!
なので、3つ目の運動習慣が大事!と言ってますけどももっと噛み砕いて言うと…“太陽の光を浴びる習慣をつける”という事です。
結局、情報社会になってそのデスクワークとかが当たり前の時代になってきましたけども、やっぱり僕たちは元々は動物なわけです。その動物が暗い家の中に引きこもってて元気になるか?と言われると…元気にならないんですよ。
犬だって散歩に行きたがるじゃないですか!
まあ「家の中にも光があって明るいですよ!」って言う人いると思うんですけども…晴れの日と家の中の光を比べたら全然違います!
意外と家の中って暗いんですよね。普通に暮らしてる分には明るい感じはしますけども外に出たら眩しいってわかるじゃないですか。
僕たちはそれぐらいの光が必要だと思うんです。精神疾患の中で「冬季うつ病」というものがあるんですけども、冬季になると…日照時間が短くなってしまいます。
光を浴びる時間が少なくなってしまったり光を浴びる習慣がなかなかなくなってしまうので、そういった冬季に発症しやすいうつ病があるんです。
なので、光もメンタルにもかなり影響していることがわかりますよね。
まとめ
メンタルが安定する習慣「3選」まとめをしていきます!
まず、1つ目が読書
2つ目が、罪悪感と向き合うこと
3つ目が、運動「噛み砕いて言うと…”太陽の光を浴びること”」
自分のメンタルを守るためには自分の中での対策とか習慣を持っておくことが非常に大切になりますので今回、お話したことをぜひ参考にしてメンタルを安定させるというところに繋げてみて頂けたらなと思います
少しでもこの記事が参考になって頂けたら幸いです!
コメント