【話すのが苦手】HSPが話せなくなる3つの原因

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脳神経外科→精神科クリニックにて作業療法士として勤務→オンラインカウンセリング開業。HSPの特性を活かして、悩んでいる方に対してオンラインにて悩み相談、カウンセリングを行いながら日々、メンタルヘルスの知識を発信を行っています!

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HSPの対策

こんにちは!HSP×作業療法士×心理カウンセラーのマスターです!

話すのが苦手。深くて意義のある会話のほうが好き。集団のなかにいると自分の考えがわからなくなり、意見を言えなくなる……。

そんなあなたはHSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれる、「繊細で敏感な気質の持ち主」かもしれません。今回は、そんなHSPが話せなくなる原因について解説していきます。



解説動画:【HSP】話せなくなる3つの原因とは?を紹介

このブログの内容は下記の動画でも解説しています!

【気疲れする人必見!】繊細さん?敏感な人?HSPって何?

HSPが話せなくなる3つの原因とは?

同じHSPでも敏感さや繊細さにはそれぞれ違う傾向があります。


感じるつらさも人それぞれ違いますが、似たような共通点としては自分の目の前にいる相手の存在を必要以上に「恐怖」として捉えてしまう事です。
見かけは穏やかに会話をしているように見えたとしても内心は圧迫感を覚えつい気後れしてしまうのです。


HSPが話せなくなってしまう原因は重なる部分もありますがだいたい大きく分けて3つあると言われています。


それぞれの原因を順番に説明していきます!

①「自分が空っぽに感じて何も話せない」

HSPは空気を読み過ぎる傾向が強いため「本来の自分」にはないような特徴が無意識のうちに「自分らしさ」として出てしまうケースがあります。

ここでHSPの大学生Aさんのケースで見てみましょう!

HSPの大学生Aさんのケース

Aさんは20歳の大学生です。


「本来は」内向的な性格だったのですが、幼少期に親から「活き活きとしている子」だと褒められていた経験から無意識のうちに、そこから10年以上も「明るい性格」を装ってきました。


親元から離れてから再び、友人たちと関わった際にこれまで装ってきたものを脱いでみると「自分らしさ」が何もないことに気づきました。


敏感さゆえに相手の表情しぐさから無意識のうちに感情を読み取ってしまうため、相手の望む役柄を演じてしまいやすくなるのです。


Aさんも、まるで入社試験の模範解答を答えるかのように「この状況の時はこう答えれば好印象だろう」とか「この人にはこう言えば喜んでもらえるかな」とその場の空気を読みながら正解を探して答えていたようです。


この状態では、その場は上手くやり過ごせたとしても、いつも相手に合わせなければならず疲れ果ててしまいます。


さらに相手の要求望んでいる事を優先して考えてしまうため、本当に自分が感じた事を言えずに抑え込み自分に嘘をつく日々になってしまいます


Aさんは「自分の意見を言わなければいけない時に言葉がなかなか出てこない」ということで悩んでいたようです。

外ではいつも「本当の自分」とは異なるキャラクターを演じているわけですから、急に自分の本当の気持ちを聞かれても自分を空っぽに感じてしまい何も答えられなくなるというのです。


このようなことは、親や友人、先生に逆らえず自分では気づかないうちに「いい子でいなくてはいけない」と思い込んで育ってきた人にも自然な自己防衛反応として見られることがあります。

②話したいことがたくさん浮かびすぎて話せない

誰かに急に何か話題を振られてしまった時に次々と考えやアイデアが浮かびすぎてしまって、話題が次に移ってしまう・・・。


そんな経験をしたことはありませんか?


このように聞くと、「誰でも話をする時には、色々と考えて話すのではないか」と思うかもしれません。
ですが、スムーズに会話ができる人は、会話をする前にあれこれと空想や想像をしたりはしないものです


一方でHSPは、話しの内容を一旦まとめる前に、頭の中がこれから話すことに関する言葉や思考でいっぱいになってしまうのです。


相手の話題の意図とは全く関係なく、自分勝手なアイデアイメージが頭の中に浮かん
でしまって、相手の事を忘れて没頭してしまいがちです。

そうしているうちに、周りの人達の話は終えてしまいいつの間にか次の話題に移ってしまいます。
それまでたくさんトラウマ体験をしてきている人の場合は、相手のなにげない言葉によってトラウマ記憶にスイッチが入り、どんどんトラウマによるイメージや感情や感覚が蘇ってきしまいます。


その間、外からの刺激は入って来ず、側から見ると意識が飛んでいるように見えてしまいます。
そして勝手な想像が次から次へと飛びかい、思考が整わなくなります。
このような状態になると周りの人から見るとただ”ぼっーと”しているように見えてしまうのですが、本人はわけがわからないほどに頭の中がグルグル回っているのです。

③相手のことを気にしすぎて話せない

HSPは相手の言葉や感情を真に受けてしまう傾向があります。人一倍不安恐怖が強いために何気なく言われた言葉に傷ついてしまうことも多くあります

相手はあなたを傷つけるつもりで言った言葉ではなくてもマイナスにとらえてしまい時には寝込んでしまうぐらい落ち込む事もあります。

ここでHSPの新入社員Bさんのケースで見てみましょう!

HSPの新入社員Bさんのケース

新入社員として入社したBさんは会社でこの考え方のクセによりとても苦しんでいました。

必要以上に上司や先輩のことを気にしすぎてしまい「自分が余計なことを言ったのかもしれない」「自分は嫌われているのかもしれない」と考えることが止まらず負の連鎖に陥ってしまいました。その結果相手に真実を確かめる事なく悩み続ける事になってしまうのです。


相手のことが気になりすぎてしまう人の場合は「自分だけが他人と違っている」と思い込むクセがあります。
Bさんも職場で自分だけがおかしな言動をしているのではないかひとりだけ浮いてしまうのではないだろうかとひどく恐れていました。「言葉づかいが変ではないか」「動作や行動が不自然ではないか」「まばたきが多くなりすぎていないか…」と基本的には相手がそんなに気にしない部分まで心配しすぎて、逆に動作が不自然になっていました


過去にあなたが周りの人から「小さいことを気にしすぎ」と言われた経験がある場合はこのパターンに当てはまるかもしれません。



まとめ

HSPが話せなくなってしまう原因には大きく分けて3つあります。

①自分が空っぽに感じて何も話せない

②話したいことがたくさん浮かびすぎて話せない

③相手のことを気にしすぎて話せない

これらの原因によりHSPは周りに気を使い過ぎて神経をすり減らしクタクタに疲れています。
動物は緊張したりストレスを感じたりすると身をギュッと縮めたり震えたりしますが私たちが人付き合いに苦手を感じた時にもストレスからの反応で自分を守ろうとするため神経が高ぶり身も心も疲れてしまうのです。

「どうして自分だけ仲がいいはずの人と話をするだけなのに疲れてしまうんだろう?」と感じたとしてもどうか自分を責めないでください!

これから自分のクセや気質を理解して話し方のコツをつかめれば毎日の生活で相手の話を自然体のまま聞けるようになっていきますよ!

 



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