HSP×作業療法士×カウンセラーマスターです!
今回は、日常生活に起こるHSPさんの特徴についてお話していきたいと思います。
HSPさんは、HSPの特徴について理解したとしても、日常生活という場面に遭遇していくとどうしても、このHSP気質を上手くプラスに受け止めることができないという事があれば、余計に落ち込んでしまうということがあるかもしれません。
ですから、このHSP気質と日常生活に起こりうる出来事を重ねてみていきながら、日々の生活にヒントとなることをお伝えしていきます!
HSPさんが日常で起こる特徴『3選』
こちらの記事の内容を動画でも解説しておりますので是非ご覧ください!
日常生活で起こりうるHSPの特徴とは?
①気になったらとことん追求する
HSPさんの特徴として、深く物事を捉える、考えるという傾向があります。それは、出来事や他人に対してだけではありません。
やっぱり自分自身においても、深く考えることが非常に多いんです。
そのために気になることがあると、どんどん追及したくなって自分自身が納得いくまで、調べたり、考えたりしないと、気が済まなくなるという傾向もあります。
深く自分自身について考えないと中途半端な気がしてしまって、なかなか考えるのをやめたくないという方も多いようです。
HSPさんって、『答えがない答え』という事に関して苦手と感じやすいのも特徴の1つとも言えると思います。
ですが、時には答えを追及しすぎて気が付いたら、深く掘り下げる事に集中してしまって、本来自分が探し求めていた答えが見つかっているのにも関わらず、掘り下げていく事が目的になってしまうという事もあります。
掘り下げていく途中で、求めていた答えを見つける方向から・・・
あれってどうなっているんだろう?
というように、どんどん新しい疑問が生まれてしまって、その疑問についてまた答えを探し始めていくというように終わりのない答え探しに切り替わってしまっているんです。
追及する行為に熱中してしまって、自分自身が混乱して苦しくなってしまって辛く感じてしまう時には、1度その追及していることから離れてみる事が必要です!
ここは難しいんですけども、とても重要なことです!
実際に距離を置いてみると、その今追及していることって、
『本当に自分のしたかったことなのか?』
または『追及するという行為に切り替わってしまっていたのか?』という事を冷静に区別することができます。
ある程度、自分の行動に対して客観的な視点で見るように心がけることで早くこのようなことから気づけることができます。
なので、1人反省会とかをしてしまうのも、ここに関係してくると思います。
1人反省会をしてしまっている時には、ちょっと1回冷静に自分を見つめ直すということを習慣にしていくと1人反省会を止めることにも繋がると思います。
②刺激過多になりやすい
HSPさんは、HSPじゃない人に比べても神経が非常に高ぶりやすいという傾向があります。
ですから、自分の嫌なことをしなきゃいけない時や苦手な場所にいるときだけではなくて、実は楽しい時でも自分が気づかないうちにたくさんの刺激を受けてしまって刺激過多となり疲れ果ててしまうという事があります。
例えば・・・
家族とか友人とか、恋人などと楽しい時間を過ごして充実していたとしても、その楽しい時間が終わって帰宅して1人になるとぐったりしてしまう事があったり、
旅行に出かけて様々な場所に行ってすごく楽しめたと思っていたら、宿泊先について休もうと思ったらどっと疲れが出てきてしまって動けないということがあると思います。
なので、HSPさんは楽しい事だとしても疲れてしまうことがあるという事を覚えておくだけで疲れ果ててしまう前に、こまめに休憩を取ったり、自分なりのケアができるようになります。
自分が疲れた時の感覚って、自分にしかわからないものですから自分の身体や心の声にしっかり耳を傾けてあげて疲れすぎる前に自分なりの休憩方法というものをどんどん試していくことが大切になります!
トイレに頻繁にいって1人の時間をとったり
少し目を閉じる時間を増やして視覚の刺激を遮断する時間を増やしたりとか、
人数が結構いる場合は自分なりにタイミングを見計らって1人だけ少し離れたところに行って外の空気をめいっぱい吸うとか、
自分なりに落ち着くアイテムを持ってい置いて心を落ち着かせるなど
方法はたくさんありますから自分なりの方法を模索したり、このサイトの記事を参考にして頂いて、様々な知識を取り入れていくということを大切にしてみてください!
③決断が苦手
『直感でこれだ!』と確信しきっている時は、HSPさんの即決能力というものはものすごい力を発揮しますが、危機回避能力も高いことから日常生活の中では、
どっちにしようかな~?迷うな~
このようになかなか即決できなくて、答えを出すのにすごく時間がかかってしまうということもあります。
直感が鋭いので、確信しきっている時のようにどんな状況でも瞬時に判断して選べたらいいんですけども、本当は自分の中で答えが決まっていたとしても、周囲の常識とか、一般的な正解を選ぶという事の方が正しいように感じてしまって、効率の良い方を選ぶ方がいいのかもしれないと考えてしまって、なかなか答えを出すのが難しいということがあります。
だから、決断に迫られるのってやっぱり苦手な傾向があるかもしれませんね。
僕も結構、苦手です・・・
HSPさんに限った話ではないと思うんですけども、人は単純にするよりも複雑にする方が良いことであると感じてしまうものなんです。
特に先程も言ったように、危機回避能力が高いHSPさんでは、絶対に大丈夫と思いきれない場合にシンプルな答えを導くこと=リスクが高いことをしている
というように感じ取ってしまうので、それはとても難しい行為にもなります。
ですから、そんなときは自分が『したいのか?』『したくないのか?』
『欲しいのか?』『欲しくないのか?』
『好きなのか?』『嫌いなのか?』
というように、答えが極端な二択形式で決めてみてください!
その時に・・・
今は欲しくないけど、あとで欲しくなるかもしれないな・・・
というように、保険をかけるようなことや、状況が変わってしまうと、必要ないかもしれないというような曖昧な答えではなくて、二択から選択できるようなものにしてみるといいかもしれません!
じゃないと、いつまでもずっと考えてしまって時間を使ってしまうことになってしまうこともあるので、こういった方法を試してみるといいかもしれません。
最後に・・・
今回は、HSPさんが日常生活で起こりうる特徴3つについてお話しました!
最後にどういったことをしていけば良いのかというアドバイスもありましたので、是非こういった特徴が日常で起こりやすい方は、今回お話したアドバイスを参考にしてみてください!
少しでもこの記事が参考になって頂けたら幸いです!
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