HSP×精神科作業療法士×カウンセラーマスター
今回は、頑張りすぎて辛いHSPがラクになるためにはどうしたらいいか?というテーマでお話していきたいと思います。
HSPさんって仕事でも学業でもなんでも、様々なことに敏感になってしまったりとか様々ことを深く処理してしまうことがあって、隅々までいろんな所に目が届いたりとか問題点などをどんどん見つけることができる。
こういったことがあるので、その問題を完璧に解消しよう!
困ってる人を見つけてはいち早く助けてあげよう!
何かしら不備を見つけてそこを完璧にしていく!
そういったところでついつい頑張りすぎてしまう事が多くあると思うんです。
そして、さらにHSPさんは真面目で良心的な方が非常に多い傾向があるので、自分を頑張りすぎて追い詰めてしまうという結果に繋がってしまうことも考えられます。
今回は、そんなHSPさんに向けて少しでも楽になる考え方をお伝えしていきたいと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
僕も、1番最初に勤めた職場の時に仕事の量が本当に多かったんですが、自分の仕事量が多いのにも関わらず他の人が困っていたら『助けなきゃ!』とか、カルテ記載の業務があるんですけども、『カルテを完璧に書かなきゃ!』とか
一般的にそこまで完璧に書かなくていい部分をすごく丁寧に詳しく完璧に書くみたいな感じで、自分を追い込んでしまうということがあって、今考えるとメンタル的にもかなり悪影響だったと思いますし、かなり負担になっていたと思うんです。
なので、少しでも楽になる考え方を持っておくことでそういった部分を軽減することに繋がると思います。
解説動画:頑張りすぎて辛いHSPがラクになるためには?
こちらの記事の内容を動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください!
頑張りすぎて自分を追い込んでしまうHSPがラクになる考え方
これは、意外と単純です!
それは…完璧を目指さない
意外だと思うんですけども…これを知るだけでも本当にラクになりますよ!
確かに完璧を目指して良い結果を出す人ももちろんいます。
なんですけども・・・
完璧を目指そうとしすぎて自分を苦しめているようであれば調整していく事が非常に重要になります。
なので、完璧主義じゃなくて…合格点主義の方が絶対に良いんですよ!
仕事でも学業でもそうです。
絶対に100点じゃないとダメだ!!!
こうではなくて・・・
まあ〜70点でも合格でしょ!
というような考え方にするんです。
なんでもそうなんですが、本当に完璧にやろうとすればするほど時間もかなり必要になるし、労力もかなり必要になってきます。
そういったことをして良い結果を出す人もさっきも言ったようにいますけども、こういう事をしているとメンタル的にもかなりキツイと感じてしまうのも当然の話といえば当然の話なんですよね。
稀に「このプレッシャーがいい!」という人もいるかもしれませんが、HSPさんにとってはかなりこのプレッシャーは厳しいと思うんです。
この完璧主義になりやすい人ほど燃え尽き症候群にもなりやすいです。
完璧にやろう!という意気込みに関しては素晴らしいことではあるんですけども、ずっとこの先もその考えで続けていたら…身体にも精神的にも想像つかないくらいダメージを受けてしまいます。
なので、ここは本当に注意が必要です!
さっきも言った完璧を目指さないこういった考え方1つでも意外ですが、考え方1つで身体的、精神的なダメージを与えることになってしまいますので、本当に気をつけてください!
でも、そこで・・・
いやー70点ぐらいでもいいでしょ!
こんな感じで考えて何事にも取り組んでいくと精神的にも、ものすごく楽になります。
これは、僕も実感してる部分でもあります。元々すごい完璧主義だったんですが、「これぐらいでいいでしょ!」って決める事で、本当に心の持ちようが変わってきました。
まあ、100点を目指すのがダメ!と言っているわけじゃないです。
別に目指すのはそれはそれでいいんですけども、基本的にはこの合格点主義この考えであればもっとに疲れないでラクか部分が増えるよ!ということです。
なので、100点を目指すのがダメ!というわけではないです。
では、ここでパレートの法則というものをご紹介します!
パレートの法則とは?
仕事の例でいくとだいたい、仕事に関しては本当に大切な部分は2割ぐらいで、残りの8割はそこまで売上に貢献しないとかそこまで成績に影響しない。
こういったものがパレートの法則というものです!
この法則から見ると…全力で取り組んだ方が良い事に関しては…2割
この2割に関しては…完璧主義になっても大丈夫です!
その理由としては…結果にすごく影響してくるからです。
なんですけども、残りの8割に関しては…合格点主義の方がいいと思います。
要するに、ほどほどにやっていくというような感じですね。
本気になりすぎないで、適当にやっていくとか少し楽していくとか、手を抜けるとこは手を抜いていく、というような感じです。
それでも、結果には…すごく影響を与えるわけではないんです。
だから、すごく長い文章を書く時も・・・
出だしは結構注目されがちですから、出だしはものすごく丁寧に書く。それで、途中は段々見る方も疲れてきて最初ほど注意を向けて読んでいない方が多いので、中間を書く時には合格点主義のように適度にやっていく。で、最後の部分。この最後の部分は結論の部分になりますので、ここは重要になってきます!
ここもかなり集中して読まれることがあるので、ここもできるだけ力を入れて書く。
このやり方でも文章を書いていっても十分に合格点の内容になることが考えられます。最初と最後ですね!ここにしっかり力を入れて中間に関しては少しでも手が抜くとか適度にやる。こんな感じです。
そして、これは人間関係も同じです。
ずっと完璧な理想の人間を演じる事は難しいですよね。それに自分自身が疲れすぎて潰れてしまうと思うんです。
僕も本当に理想の自分を演じすぎて疲れてしまう日々が本当に多かったです。
人と関わるのが本当に嫌いになるくらい疲れます。結局、みんなから好かれようとしてみんなにいい顔しすぎていたら、疲れすぎて人間関係を築いていくということが億劫になってしまうんです。
ですから、気負いしすぎないで人間関係を築いていくとか、完璧な人間になろうとするんじゃなくて、できるだけ自然体のままでいるとか!このように考えてみましょう。
様々なことに関して完璧主義とか、頑張りすぎて自分を追い込んでしまうといったHSPさんに関しては・・・
『合格点主義』ですね。このような考え方、適度に手を抜けるところは抜いていく少しでもラクする部分はラクしていく考えを少しずつ持っていく練習をして頂けたらいいかなと思います。
やっぱりすぐにはそういった考えは身につかないので、練習とか意識していくことが非常に重要になっていきます。
僕もこういった練習をしてこういった考え方を少しずつ持っていけるようになってからは…何かに取り組む時とかも気楽になる部分が増えたかなと思います。
気の持ちようも少しずつ変わってきました。
人間関係に関しても以前まではみんなにいい顔を見せる理想の人間を演じる。こういうことばっかりしてきて、本当に疲れる日々だったんですけども今は、少しでもドライな自分を許すとか、もうちょっと自然体で生活していくとか、このような部分を大切していますので、人間関係に関しても疲れる部分はもちろんありますけども、疲れて自分が潰れてしまうほどではなくなったりとか、疲れる部分が軽減していった部分があります。
なので、皆さんにも是非、この合格点主義の考え方を大切に持って頂けたらなと思います。考え方ひとつで変わる部分がありますので、ぜひ大切にしてください!
少しでもこの記事が参考になって頂けたら幸いです!
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