HSP×作業療法士×カウンセラーマスターです!
今回は、HSPさんが休むべきタイミングについてお話していきたいと思います。
HSPさんは真面目で良心的な方が非常に多いため、日々頑張りすぎてしまう方が多いと思います。
それに、HSPさんはいろんな刺激を受けすぎたりとか、そこから深く考え込んでしまうこともあって、かなり疲れやすいという事も考えられるので、HSPさんにとっては休むという事は本当に大切なんです。
なんですけども。頑張りすぎてしまうHSPさんは・・・
こんなところで休んだら甘えだ・・・
自分が壊れてでも、頑張らないと。
みんな頑張っているから、自分も頑張らなきゃ・・・
このように考えてしまって、なかなか休めなくて精神が崩壊してしまうとか、心身に不調をきたしてしまう可能性が考えられます。
ですから、精神を崩壊させない、心身を良好な状態に保つためにも休むべきタイミングを把握しておく必要があると思います。
休むことは、自分のメンタルを守るためにも非常に重要になりますから、是非皆さんにも知っておいて頂きたいなと思います!
解説動画:HSPさんが休むべきタイミングとは?
こちらの記事の内容を動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください!
HSPさんが休むべきタイミングとは?
①人と会いたくなくなった時
本当に疲労が溜まりすぎると、人と会いたくなくなりますよね。
HSPさんは普段からすごく人に対して気を遣っているので、本当に神経を高ぶらせている状態が続いている場合が多いと思います。
日常で、人と関わることにちょっと疲れているなって感じているのに、『本当に会いたくない』『関わりたくない』となった時は、かなり疲れてしまっている状態であると考えられますので、これは休むべきタイミングです!
誰にも話しかけられたくないな・・・
この環境から早く抜けたいな・・・
このように感じた時は、
いつもよりも寝る時間を増やす。
ぼーっと何もしない時間を増やす。
リラックスタイムを大幅に設ける。
このような事が重要になると思います。このような時間を増やしてあげることが本当に大切です。
僕は、こういう時には部屋を真っ暗にして引きこもるという事をしています。
引き込もることってイメージ的には良くない印象だと思いますが、時には大切だと思います。本気ですべての刺激を遮断するというように、自分自身の身体に気を遣ってあげることが重要になりますよ!
②もっと頑張らなきゃいけない!と思った時
HSPさんの中で、日々『もっと頑張らなきゃ!、もっと頑張らなきゃ!』と思ってしまうことってありませんか?
HSPさんはいろんなことに、敏感に気づいてしまったり、細かいところまで目が行き届いてしまうので
あー!!あれもしなきゃ!これもしないと!
というように思ってしまって、その結果「もっと頑張らないと!」と思ってしまう事もあると思います。
これって自分にムチを売っている状態なので、これをやりすぎると非常に危険な状態に陥ってしまう事が考えられます。
ですから、「あ!やばいな!今自分に厳しくしすぎているな・・・」とか
「自分にムチを打ちすぎていないか?」と気づくところから始めてみましょう!
そして、気づくことができたら、一度立ち止まって、今休ませてあげなきゃな!って自分を労わってあげてください!
さらに「あれもしないと!、これもしないと!」と思っている状態ですので、『今自分ができていること』または、『すぐにできそうなこと』こういった部分に目を向けてあげてください!
意外と、頑張らなきゃ!と思っている時は自分のできていない事に目がいきがちなんですけども、自分のできていることをしっかり意識してみると
「意外とこういう部分はできているんだな!」とか
「ここまで、やれているんだな!」という事に気づくことができると思いますので、自分のできている部分にしっかり目を向けていく。こういったことが大事になります。
僕も結構、こういうことがあって、自分のできていない部分にばかり目がいきがちでしたが、自分ができていることに対して冷静に見直してみると・・・
あー!意外と自分ってできている部分があるんだな!
という事に気づくことができましたので、こういった部分に積極的に目を向けていくだけでも安心する部分とか、落ち着く部分もあると思いますので、ぜひ意識してみてくださいね!
③すべてをやり直したいと思った時
なんかすべてがどうでもよくなってきたな・・・
すべて放り投げてどこかへ逃げたい・・・
このように感じている時は、今まで本当に頑張ってきて、自分を追いつめてきた証拠です。本当に頑張ってきたんです。
こういう時は、自分の辛い気持ちにというものに耳を傾けてあげて、素直になって周りの人に頼ってみるとか、相談してみるという事が大事になります。
人に頼るのが難しいと感じている方は、1度全部の刺激を遮断して、自分の身体を休ませてあげて冷静になれる環境や状況を作ってあげることが重要になるかなと思います。
全てをリセットすることも悪い事ではありませんが、結構頭がパンク状態になっていて冷静さが無い状態である時にこのように思ってしまうことがあると考えられますので、
身体と頭を休ませてあげて、冷静になった時でも「すべてをやり直したい」と思うのであれば、それは本心かもしれませんし、
「あの時は冷静さを失っていたな・・・考え直そう・・・」と思うのであればすべてをやり直したいと思うのは一時的な衝動での思考であったという事も考えられ、すべてをやり直す必要はないという事になります。
これらのことを確認するためには、一度しっかり休ませてあげて冷静になることが大切ですよ!
④心配されるのが本当に辛い時
実はこういう場合も、休むべきタイミングだと考えられます。
例えば、基本的に学生さん、社会人であれば場所によると思いますが、人と関わることが多いと思います。
HSPさんは、人と会う時って自分の辛いと感じている部分を見せたくないという方が多いと思います。
「心配されるのが嫌だな・・・」というこの気持ちがいつもよりも強く感じているなら休んだ方が良いタイミングです。
「大丈夫?」
「なんか元気ないね?」
「どうしたの?」
というように心配してくれるのは、嬉しい気持ちはあるんだけど、辛いとか疲れている部分を見せてしまったことに対してもっと嫌な気持ちが出てくることがあると思います。
そうなるとまた疲れてしまいますよね・・・
ですが、疲れている部分を隠していると、結局“疲れていること”や“元気がない”という事も周囲に見えてしまっている状態なので、そこは認めてしまう事が大事です。
認めてしまって、「実はこういうことがあって、元気がないんだ・・・」とか「実は辛いんだよね。」と本音を伝える練習というのもこういった場面でしていく必要があるかなと思います。
それでも心配かけたくなかったら、「ゆっくり1人で休む時間をたくさん作るから、なんとかそこで回復するようにしてみるね!」というように正直になって自分自身でゆっくり休んで回復していこうと試みていることを伝えてみる事が良いんじゃないのかなと思います。
やはり休むことに罪悪感を感じる方も多いと思いますが、こういう時は休むことが本当に大切なので罪悪感を感じる必要は全くないんです。
休むことは動物、人間にとって必要なことですからね。
また、こういう状況になった時こそ自分の気持ちを素直に伝えることも練習になると思いますので、そういう意味ではチャンスでもあると思います。
いきなりは難しいと思いますが、自分の気持ちを素直に伝える練習をしていく意識を持っていくと良いかと思います!
⑤五感がいつもよりも敏感だなと感じる時
・いつもよりも遠くの音が大きく聞こえる
・雑音がいつも以上に気になる
・服の繊維とかが触れている感覚がすごく気になる
・匂いもツーンと強く感じて気持ち悪くなりやすい
・周囲の動いているものが目に入りやすくて目が疲れやすい
こういった五感がいつもより敏感な場合は疲れている証拠だと考えられます。
例えば、睡眠不足になると、五感が敏感になったりすることがあります。
っていてこういう疲れが溜まっている時は五感が敏感になっていて刺激で頭がいっぱいな状態なんです。
なので、こういう時こそ自分でやれることはやって、やらなきゃいけないことをやったとして
あとは、フリータイムは刺激を全部遮断して、ぼーっとする。そして、たくさん寝る!
これに徹してください!
本当に全部遮断しすぎるのは嫌だなって感じる方は、自然に触れ合う時間を増やしてみるとか、
お風呂に入浴剤を入れて良い香りに包まれながらリラックスタイムを設けるとか、
あとは、アロマとかも良いですよね。アロマの香りに包まれてリラックスするとか、
そういう感じでリラックスタイムをどんどん積極的に作っていくことが本当に大事になるかなと思います。
まあ五感が特に敏感になっている時は、ゆっくりたくさん寝ることが1番良いんじゃないのかな?と僕は個人的には思います。
僕はこういう時こそ、部屋を真っ暗にして引きこもって本当に全部の刺激を遮断するようにしていますね。
最後に・・・
以上で、HSPさんが休むべきタイミングについてお話しました!
今回挙げたことに当てはまった場合は、『自分を労わることに徹する!』
これを大事にしてみてくださいね!
HSPさんは人に気遣ったりとか、優しくできるので、これを今度自分に向けてあげるんです。これがなかなか難しいですけど、人に優しくできる部分が多いと思いますので、絶対に自分にも優しくできると思います!
休むことに本当に罪悪感を感じなくていいんです!
HSPさんは特に休むという事は大事ですから!
そうして自分を幸せにしてあげるという事が大事になるかなと思います。
自分で責める必要はありません!
しっかり自分の休むべきタイミングを見つけていって自分の身体を労わってあげてください!
今回はお話したことをぜひ覚えておいて頂きたいなと思います!
少しでもこの記事が参考になって頂けたら幸いです!
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