【HSP】自分の気持ちを抑えてしまう人が絶対にするべき事とは?

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こんにちは!HSP×作業療法士×心理カウンセラーのマスターです!

今回は、本当に感じている感情を押さえつけてしまうHSPの方に向けてお話していきたいなと思います。

HSPの方って心が繊細ですので、傷付きやすかったりとか、深く考えるという特徴からネガティブな出来事とかに関して、

深く考え込んでしまったり悲しむ機会とか負の感情と向き合う機会ってHSPじゃない人に比べてとても多いと思うんですよ。

僕も傷つきやすかったり、ネガティブなことに深く考えることもありまして、その感情を抑えつけることに努力していました。

「悲しんじゃいけない!」とかこんなのじゃ全然悲しいと思わないっていう風に「本当は悲しいのに自分の気持ちを否定する」ということをずっとやっていました。

後々メンタルヘルスとか心理学について勉強していくと、これって本当によくないことだったんですよ。

ですので、「これはなぜよくない?」

「そして、どうしていけばいいのか?」

ということについて詳しくお話していこうと思います。



解説動画:【意外と危険】自分の気持ちを抑えてしまうHSPがするべき事とは?

この記事の内容は下記の動画でも解説しています!

【意外と危険】自分の気持ちを抑えてしまうHSPがするべき事とは?

自分の気持ちを抑えてしまうHSPがするべき事とは?

僕は「感情というのを押さえすぎて自分の感情がわからなくなってしまった」という時期がありました。

皆さんはどうでしょうか。

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苦しい時は本音で苦しんでいますか?

悲しいと思う時は悲しんでいますか?

自分が苦しいとか、悲しいと感じた時にそういった負の感情を否定したり、押し殺したり、

ツラかった出来事などを自分の心を閉ざして日々生活している

そんな心の癖がついてしまっている方は「苦しい」「悲しい」といった出来事に対してトラウマを生じやすくなってしまいます。

➡その結果マイナス思考に陥りやすくなる

ということなんですよ。

これが自分の気持ちを抑えたりとか否定してはいけない理由なんです。

それでどうすればいいのか?

結論から言いますと、

・自分の感じた負の感情というのを否定しない押し殺さないということ

・その負の感情と向き合って、しっかり味わう

自分の負の感情をしっかり出し切る

ということが大事なんですよ。

負の感情と向き合わなかったことで起こった悲劇

ここから例えばの話をしていきます。

とある親子がいました。

そのお母さんには一生懸命に育ててきた息子さんがいたのですが、その息子さんは突然の病気になり、亡くなってしまいました。

このとても悲しい出来事を、そのお母さんは「悲しい」という気持ちを抑え込んで、

葬儀の最中にも、周りの人に気を遣われないように「明るく全然落ち込んでないように」振る舞っていました。

その時は、周りの人も悲しい出来事なんですけども、思ったより大丈夫そうなんだなって思うぐらいに振る舞っていました。

でもそのあと、このお母さんはその重度のうつ病にかかってしまいました。

これ非常に大変なことなんですよね。

このお母さんは息子さんを失ってしまった時に、

しっかり負の感情と向き合っていて、その感情をしっかり出していれば、

ここまでの重度のうつ病にはなっていなかったかもしれません。

 



ショック状態

このようにすごく悲しい出来事をなかなか受け入れたくない出来事が起こった時に最初に起こる現象は「ショック」です。

この「ショック」というのは身体症状が出てしまったりとか、

感情というのが抑えられなくなって溢れてたり、ぼんやりした状態になってしまいます。

そして、それを「認めたくない!」っていう気持ちが出てきたり、何事にも「集中して取り組む」ということができなくなります。

ですが、これこそが人間通常な反応なんです。

これが普通です。

ですが、このショックな体験に対して

先ほど言った自然の反応を出現させないで、心の奥底にしまい込んでしまう(否定したり、押し殺してしまう)と、

結局、解消がされずに自分の潜在意識の中に保存されてしまい、トラウマ反応引き起こす原因となってしまうんです。

その結果、マイナスの思い込みとなってしまい、感情思考行動というのが支配されてしまって今後も何事にも取り込むときも集中できなかったりとか、

常にネガティブな思考が浮かんでしまうとか、自分を否定してしまうということに繋がってしまいます。

 



自分の感情をしっかり出すことが大事

今の例えでいくと、このお母さんはしっかり悲しむべきところで悲しまないで明るく振る舞ってしまった

自分の本当の気持ちを抑えつけてしまった。

これが重度のうつ病に繋がってしまう結果となってしまいました。

「これはどうすれば良かったのか?」というと、

先ほども言ったように自分の悲しいという気持ちはしっかり認めて悲しむ

その「ショック状態」というのは自然な反応なので、ツラいことですけど「ショック状態」をしっかり体験していく。

そして負の感情とことん向き合っていく」「とことん味わっていく必要があります。

そういった「悲しい出来事」が起こった時の負の感情っていうのは当然出てくるものですので、

その時はツラいですけど、その時しっかり味わっていくことで解消される可能性が高まっていきます。

そして、後々の悪影響というのを排除していくということができる可能性が高まっていくんです。

そして最後に感情を出し切る。

残すことなく全部出すことで、発散されていくとか、その自分の潜在意識に永久保存するということがなくなる可能性があります。

 



・自分の感じた負の感情というのを否定しない押し殺さないということ

・その負の感情と向き合って、しっかり味わう

自分の負の感情をしっかり出し切る

なので、この3点をしっかり押さえていただきたいなと思います。

今の例えの話は特に悲しい話だったんですけど、普段から普通に傷つくこととか、ちょっとしたことでも全然悲しむきっかけはあると思うんですよ。

なのでそういった時にも必要なことですので、覚えておいていただけたらなと思います。

まとめ

僕も、このことを知るまでずっと自分の感情に嘘をつくというか抑え込んできました。

我慢しすぎたっていうのはありますね。

こういうのが本当に精神疾患を引き起こすきっかけにもなりますから、

やっぱり自分の感情というのは、しっかり向き合って出していくのが大事なんだなって改めて思いましたね。

なので皆さんもぜひ先ほどの3つのポイントっていうのを押さえて

これからも悲しい出来事とか苦しい出来事に向き合っていただきたいなと思います。

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