HSP×精神科作業療法士×カウンセラーマスターです!
今回は、HSPと特に相性の悪い人についてお話していきたいと思います。
HSPさんは様々な刺激にすごく敏感で、感情反応が非常に高い、繊細な心の持ち主でもありますので、特に相性の合わない人物というのはやっぱり結構いるわけなんですよね。
そして、相性の合わない人って傾向として共通している部分がありまして、自分のことをしっかり守っていくとか、生きづらさを軽減していくためにも相性の悪い人の特徴をしっかりおさえておくということがとても重要になってきます。
なので、今後の人間関係の構築とか自分と深く関わっていく人を考えていくためにも今回のこの動画は参考になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
解説動画:HSPさんと特に相性の悪い人
こちらの記事の内容を動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください!
HSPさんと特に相性の悪い人
①すぐにマウントを取ってくる人
まず、1人目はすぐにマウントを取ってくる人
要するに、マウンティングをしてくる人ですよね。
このマウンティングという言葉は結構最近、耳にするようになりましたけども様々なことにおいて自分の方が上であるということをアピールすることをマウンティングと言います。
え?焼き肉と言ったら…叙々苑(高級焼肉店)じゃないの?
叙々苑に行けないとかやばいよ。人生損してるよ。
こんな感じで何かしら分野においてあなたよりも、自分の方がすごいよ!というふうにアピールするのがマウンティングですね。
HSPさんって非常に優しい方が多かったり話を聞き上手な方が多かったり、断ることが苦手な方が多いので、マウンティングをされてると気付いたとしても相手のことを優先してあげるので、それでも褒めてあげたりとか。
最後まで、しっかり話を聞いてあげたりしてしまうことが多いので、マウンティングしてくる人にとってはものすごく都合のいい存在だし、話も聞いてもらえるし、褒めてもらえるしだからもうすごい気持ちいい状態なんですよね。
なので、マウンティングをするにはちょうどいいと思われてしまうこともやっぱりあると思います。
ターゲットにされてしまうと上手くスルーできないHSPさんにとっては、本当に負の連鎖に繋がってしまうわけです。マウンティングされるのは正直、面倒くさいし、嫌だけど話は聞き上手だし、適切な褒め言葉をかけることもできてしまうし、こういったことができるHSPさんにとってはもうかなりつらい状況になってしまうと思います。
要するに、そのマウンティングしてくる人に好かれてしまうわけです。HSPさんはそういった人が特に苦手だけども、相手が嬉しい対応をしてしまうとか。
そうなると、相手から都合が良いと思われてしまう自分の話を聞いてくれる自分のかけられたい言葉をかけてくれるからだからあの人好きかも!とか。
その好きという感情で近づいてくる人もやっぱいるわけですから、悪意だけじゃなくてこういう関係になってしまうことがあるんですよ。
あんまりできるだけ良い対応をし過ぎないということもすごく大切ですし、少しずつでも距離をとっていくということが非常に大切になります。
②気分屋の人
次、2人目は気分屋の人
HSPさんは相手のことをすごく優先してしまったりとか、相手の表情や仕草に関してすごく敏感なので結構、相手の気分とか感情に振り回されやすいんですよね。
なので、その気分がコロコロ変わる人は本当に要注意です。
本当に気分屋の人ってびっくりするんですけども、本当にちょっとしたことで気分が変わるんです。
コロコロとちょっと自分にとって気に食わないことがあったらもうすごく不機嫌になるし…と思ったら・・・
今度はなんかもう気分は直っていて今度はテンション高いとか、そういったことがあるので、HSPさんはその都度、相手の仕草や言動から相手の気分を察知してそれに合った行動をとってしまったりとか。
気持ちに寄り添ってあげる。こういったことをしてしまうことが多いと思うので、コロコロ変わるっていうところにもう頑張ってついていく状態ですから、もうすごく疲れ果ててしまうとこういったことがあると思います。
本当に気疲れがもうMAXです。
機嫌を悪くさせないように機嫌を取ろうとするとか、いちいち相手の気分に合った行動を取ってあげたりとか態度を変えたりしなきゃいけないので、もうかなり大変だと思いますよ。
それで、その気分屋の人が機嫌が悪くなってしまった時ってHSPさんは「自分が何か悪いことしたのかな…」みたいな「自分のこういう行動のせいで機嫌が悪くなってしまったのではないか?」
実は、自分が関係していないのに自分に当てはめて考えてしまったりとか、関連付けてしまうということもあったりとかいろいろ深く考えてしまうことが多いと思います。
だから、本当に気分がコロコロ変わるのに対して毎回その気分に寄り添ったり、それに合わせてあげたりということがあって本当に気分とか感情に左右されやすいので疲弊してしまいますから、本来はそこまで合わせなくてもいいですよ!っていうことをしっかり覚えておくこと。あ、また始まったよ〜ぐらいに思うように捉えていくとか。
あとは…もう気分屋な人だなと気づいたらあんまり関わらないようにするとか。
そういったことがとても大切になりますね。
③距離が近い人
次、3人目は距離が近い人
HSPさんはいろんなことを深く考え込んだり、慎重になる傾向があります。
なので、相手と関わる時もある程度距離を持ちたいという方が多いと思います。
初対面の人だったらどういう人かもわからないし結構、警戒するじゃないですか。
HSPさんはすごく慎重に考える傾向がありますので、距離感を保ちつつ少しずつ距離を近づけていくという方法が人間関係を構築していく上で一番理想なのかなと思うんですけどもいきなり距離を詰められたりとか常に距離が近い人といると・・・
えっ!って、びっくりしちゃうところもありますし、もう色々気遣ったりとか色々考えすぎたりしてそこも疲れてしまうと思うんです。
それにHSPさんって神経も非常に高ぶりやすかったりとか膨大な情報量を受け取ってしまうので元々、疲れやすい傾向があるんですよね。だから一人の時間で回復したいので一人の時間が本当に必要なんです。
一人の時間が欲しいのに…グイグイ毎回来られたりとか常に一緒にいられるような距離感を作られてしまうと、自分の心身が休まる時間がほとんどなくて本当に疲弊してしまうと思います。
HSPさんやっぱり一人の時間を大切にしたいという考えを持っていますし、そういう気質でもありますから人との距離感は本当に大事になります。
だから距離の近い人といると…ストレスもかなり溜まってしまいますし、かなり疲弊してしまうので距離を詰められる場合も注意が必要かなと思います。
いきなり距離を取ってしまうとなんか、あからさまというか嫌われてるのかな?と思わせちゃったらちょっとかわいそうだなと思ってしまうので、そういうふうに思わせたくない場合であればもうちょっとずつフェードアウトしていくような感じにするとか。
あとは思い切ってやっぱり一人の時間が欲しいんだよね。ということを言えるのが一番理想ですけどね。
あとは…何かしらの用事を作る多忙のように見せてちょっとかかわる時間があんまり取れないんだよね。という風に関わっていくことも大事になるかなと思います。
④ずっとネガティブ思考の人
次、4人目はずっとネガティブ思考の人
これちょっと意外だと思いませんか?
HSPって話がすごく聞き上手だし、相手の心にも寄り添って物事をしっかり考えることができるので、相談役にもかなりなりやすいと思うんですよ。
なんですけども、ネガティブ過ぎる人。どんなことでもネガティブに捉えてしまう人。ネガティブな事ばっかり言う人とずっと一緒にいると…それを共感してそれは、相手の課題これは自分の課題というように区別できる方ならまだいいんですけども、一緒にその感情にのめり込んでしまうと自分もネガティブな感情にものすごく引っ張られてしまうんですよ。
なので、毎回どんなことにもネガティブ思考の人と一緒にいると自分までネガティブ思考にどんどん引っ張られてしまう。
そして、結果的に気分が落ち込んでしまったりとか自分もどんなことでももうマイナスに捉えてしまうと、元々マイナスに捉えてしまう方がもっとマイナスな部分を見つけやすくなってしまったり、さらに気分が落ち込んでしまうとこういったメンタルにあんまりよくない影響を与えてしまうこともあります。
なので、ネガティブな人とどうしても関わらなきゃいけない状況とかどうしても助けたい!という場合は「自分は自分」「相手は相手」というように課題を分離させることができたりとか。
ネガティブ感情に引っ張られ過ぎないように自分軸を持っていくそういった知識を持ったりとか。そういった対策ができるようにしていく練習が今後必要になってくるかなと思います。
そういった知識を持っていなかったりとか対策ができない場合は本当にネガティブ感情に引っ張られてしまって自分までどんどんネガティブになってしまう。
そして、何もかもしんどくなってきてしまうこういったこともあるので本当に注意が必要です。自分にも余裕がない場合は相手の相談乗ることって結構しんどいと思うんですよね。
なので、自分のことをまずはしっかり助けてあげる自分の余裕をまず作っていくこういったところがまずは最優先かなと思います。
自分を優先してあげるということを忘れないで頂きたいなと思います。
⑤すぐに怒る人
次、5人目は⑤すぐに怒る人
どんな人でもすぐに怒る人は嫌ですけどもHSPさんは特に刺激に敏感なので、HSPじゃない人と比べると…怒った声とかに関してもその声を倍に受け取ってしまうです。
刺激を怒鳴ってくる人とかいるじゃないですか。
HSPさんは五感も敏感なので、聴覚も敏感です。
だから怒鳴られたその声もより大きく聞こえてしまったりとか。さらに怖く感じてしまうとか感情反応も非常に高いわけですから。
その心の傷とかダメージもさらに倍に感じてしまう。
そして、さらに深く落ち込んでしまうとこういったことが考えられるんですよね。
だから、そういった耐性も結構低い方も多いと思いますので、できるだけ怒られたくないと避ける方が多いと思います。
なので、感情的になりやすい人とか怒りやすい人が近くにいるとこの人は怒る人だ…!と思って常にビクビクしてしまったりとか怒らせないように…こういう風にこうしなきゃ!こういうことしなきゃ!色々考えてしまうと思います。
別に考えなくていいところまで考えてしまうことが多いと思うんですよ。
それで怒らせてしまったら、自分のこういうとこが悪かったんじゃないか…自分のこういったところのせいなんじゃないか…というふうに自分を責めてしまうことにも繋がってしまうと思います。
なんか本来は反省しなくていいところまで反省したりとか、本来は後悔しなくていいところまで、すごく後悔してしまったりとかこういったところにも繋がる可能性がやっぱりありますので、本当にこういった部分もかなり恐怖心もあるし、疲れてしまう部分も多いと思います。
怒りやすい人は、HSPさんにとっては天敵とも言える存在だと思います。
だって、この人は怒る人だから…と思って常にビクビクしてるのも、本当に辛いじゃないですかなんかもう心身が疲弊してしまうような感覚ですよね。
なので、この人怒りやすいな…と感じたらあんまり関わらない関わる時間を少なくするできるだけ避けるとこうした方がいいですよね。
でも、仕事とかになると関わらないって言ってもなかなか難しいと思うんですよ。
そういう人が多い職場だったら本当にいろんな知識とかいろんな思考の技術とかを身につけておかないとかなりつらいと思うので、逃げるっていう選択もかなり大事になりますけども、転職が難しいなと感じる場合はやっぱりそういった思考の技術とかメンタルを作っていくということもとても大事になるかなと思います。
最後に・・・
ということで、HSPさんと相性の悪い人5人をご紹介させていただきました。
最後に言いますけども、こういった人とはできるだけあんまり関わらないようにすると絶対関わらないじゃなくてちょっとでもいいから関わる時間少なくしていくと、少しでも避けれるなら避けていくとちょっとの対策とかちょっとの行動でも全然、変わってくると思うんですよ。
こういったちょっとの部分でも大事にしてください。こういった人とこういった人と無理に関わってしまうHSPさんは多いと思うんですけども、こういった人と無理に関わってしまう。
自分のメンタルがもうやられてしまったりとか常に神経を高ぶらせてしまって疲弊してしまう原因にも繋がってしまいますので是非、気を付けて頂きたいなと思います。
とは言え…HSPさんが生きづらさを軽減させていく思考の技術とかそういった負けないメンタルを持っていくためにはどうしたらいいのか?って思いますよね。
そういった時は…僕の方の新しく作ったサービスで「心のリハビリチャンネル」というものを作成しました!自分でできるカウンセリングとも言いまして心理療法とかを分かりやすく解説していてカウンセリングを受けているような「動画の構造」となっています。
なので、やっぱりいろんな人と関わる際にもスルーできるような技術とか考え過ぎないようにする技術とかそういった部分も心理療法に含まれておりますので、ぜひ心のリハビリチャンネルをご活用頂けたらなと思います。
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