HSPの特徴、合う仕事、対策をお伝えします!

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HSPの特徴

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今回は、メンタルがやられやすい人に多い敏感・繊細すぎる気質HSPとは?というテーマでお話していきたいと思います。

普段この記事を見ている方だったらHSP気質についてはもうご存知だと思います。

でも、もしかしたら…最近この言葉を知った!という方も多いと思いますので、今一度詳しくお話していきたいと思います。



解説動画:HSPの特徴、合う仕事、対策をお伝えします!

こちらの記事の内容を動画でも解説しておりますので、ぜひご覧ください!

HSPの特徴、合う仕事、対策をお伝えします!



HSPとは?

まず、HSPとは何なのか?

HSPとは…(Highly Sensitive Person)の略で「とても敏感で繊細な感受性が非常に豊かな気質を持った人」という意味になります。

これは、病気ではなくて気質になります!

ここを勘違いしてる人が多いんですけども病気ではありません。

確かにHSP気質がゆえに精神疾患を患ってしまうという方も中にはいると思いますけどもHSP気質自体は病気ではありません。発達障害でもありません。

だから、そういう敏感、繊細すぎる人っていう意味です。

例えば極端に言うと「鈍感な人」「敏感な人」って分けた時のこの敏感な方に当てはまる人のことを言います。

HSPの大まかな特徴としては

・心配性

・行動力があまりない

・1人の時間が絶対必要

・神経質だと言われる

・非常に疲れやすい

・音、匂い、光に敏感

こういった特徴があります。

社交性に関しては人それぞれかなと思います。

これらの特徴に当てはまる方は…HSP診断チェックリストがありますのでぜひ、こちらをやってみていただきたいなと思います!

↓HSP診断チェックリストはこちらから!↓

このチェックリストなんですけども、30項目があって20項目以上当てはまった場合はHSPの可能性が非常に高いという結果です。

10個〜19個だったら、軽度のHSPの可能性かなというところが考えられます。

僕の場合は…28個当てはまったのでもうかなりのHSPですよね。



HSPに起こりやすい問題

①刺激に敏感

では、HSPさんに起こりやすい一般的な問題についてはまず、1つ目は刺激に敏感

この刺激っていうのはもういろんな情報のことなんですけども、食べ物の味、物音、相手の声、相手の表情、雰囲気、他の人がなかなか気づきにくいところまで敏感に気づいてしまうというところです。

あとは、相手の感情もそういった刺激になるんですけども特に、相手の感情っていうところに納得できる方が多いと思うんです。

僕自身も結構あることなんですけども、その相手の感情が流れ込んでくることがよくあるんです。例えば、自分は全然関係ないのに周りで怒られてる人がいたら自分は怒られてないんですよ?なのに自分まで怒られているような気持ちになってきてしまったりとか。もう自分まですごくつらくなってしまう。

だからそういった殺伐とした雰囲気のところは本当にダメです。本当に苦手です。

②完璧主義

2つ目は完璧主義

自分がすごく敏感でいろんなことに気がついてしまうから、もっとああしなきゃいけない!ここはこうしなきゃいけないんじゃないか!?

周りの人にも気付いてしまうんです。気付いてしまうし自分ができてないこともたくさん気づいてしまうからこそ自己肯定感、自己効力感、自尊心がすごく低くなってしまうということもあるんです。

それは自分のマイナスの部分に色々気付いてしまうからですね。

あとは人から好かれるには完璧でなくちゃならない!と思い込んでしまって完璧主義に走ってしまうこともあると思います。

③疲れやすい

次、3つ目が疲れやすい

例えば、人がものすごく多いところに行ったとして、ずっとそこを楽しんでる人とかずっとその場にいれる人っているじゃないですか。僕はそういう人は本当にすごいなと思うんですよね。

僕も、そういった場所に行くこともありましたし、なんか本当にもう大嫌いっていうわけじゃないんですけども、そんな好きではないと感じたり、本当に疲れてしまうんです。

人が多いと色んな情報がたくさん降り掛かってくるわけですし、人がたくさんいたとしたらもういろんな人のことを見て気遣わなきゃいけないとか、こういう風にしなきゃいけないんじゃないか!?こう振る舞わなきゃいけないんじゃないか!?と考え過ぎてもうすごく疲弊してしまいます。

こういったことがよくありましたね。

結論HSPさんは・・・?

これらのことを踏まえて結論を言うとHSPさんは…現代社会において生きづらさを感じやすいと考えられます。

全員が全員じゃないと思いますけども、やっぱり感じやすいというところには変わりないと思います。敏感に気づいてしまうってことは今、SNSとかありますけどもSNSのいいね👍とか。

いろんな人の投稿とかこういったものもすごく刺激になりますし今、インターネットでいろんな情報を入手できるじゃないですか。

そういった情報すらも刺激になりますし、通勤とかもいろんな人がいてもう大変ですよね。いろんな音もするしいろんな匂いもするし、いろんな人もいるし、こういったものもたくさんの刺激ですよね。

僕も毎日、公共交通機関使いますが結構きついですね。朝の通勤ラッシュとかかなり大変です。



HSPの長所は?

ここまで、HSPさんの辛い部分とか焦点を当てて話したんですけども長所もあるのでそこもお話していきたいなと思います。

共感力が高い人の気持ちがよく分かる

まず、1つ目は共感力が高い人の気持ちがよく分かる

僕は、今SNS発信をしていてYouTubeが登録者8000人ぐらいいてインスタが20000人ぐらいでTikTokが86000人ぐらいいるんですけども結構、多くの人に観ていただいてるんです。特に、SNSで発信してるとマスターさんの言ってることすごく共感できます!とかすごく分かります!といったコメントを寄せてくださる方が非常に多いんですよね。

あとは作業療法士として働いてからもすごく共感できる言葉を言ってくれるとか。そういった言葉を結構頂くことが多くて人の気持ちに入り込んでしまうというところはあるけども自分で共感力は高いんだな…って思うことが多くありました。

②気配りができる

2つ目のメリットは気配りができる

結構、自分で言うのもあれなんですけども「優しいね!」とか「気配りができる!」って言われることがやっぱり学生時代から結構多かったんです。逆に「優しすぎて恐い」とか言われたりすることもあったんですけど、あとはHSPさんはもちろんそうですけども精神疾患を患ってしまった方も結構、気配りできる方や非常に優しい方が多いと思います。

逆にその気配りをし過ぎたりとか、人に優しくしすぎた結果…いろいろ辛いことがたくさん重なってしまったり、我慢をしすぎたりでメンタルが崩壊してしまった結果、精神疾患を患ってしまう方も結構多いと思いますので、だから本当に気配りできる方が非常に多い印象ですね。でもそれって確かにマイナスに捉えてしまう部分もあると思うんですけど絶対プラスに働く部分もあります。

気配りするところを間違わなければ、プラスに働くことも多いかと思いますので、そういったところもぜひ意識していただきたいポイントです。

③深い思考ができる

次、3つ目は深い思考ができる

結構、僕自身も他の人があんまり考えないところまで深く考えてしまうというところがあってそういった考えたところをこうやって発信してるっていう部分もあるんですよね。

そういった時にやっぱり「そういう考えはなかったです!」「そういう考えいいですね!」っていうようなコメントをもらうことが多いので、やっぱりそれは、自分のHSP気質が良い方向に発揮していろんな良い考えを持って発信できている部分もあるのかなって感じたりもしますし、あとはHSPさんとか、メンタルが弱いな…と感じている方も僕の発信を見てくださってると思うんですけども、そういった方からコメントをいただくことがあってそういったコメントとかを見ると「あ!逆にそういう深い思考があったんだな!」とか「あ、そういう考えもあるんだな!」っていうふうに感じることがあるので、やっぱりHSP気質があるからこそそういった考えが出てくるのかなとか、「そこまで考えることができてるのかな?」って感じたりもしますね。

だから皆さんもそういったコメントとかからも自分の学びになることがたくさんあります。

④多くの情報を収集できる

次、4つ目のメリットは多くの情報を収集できる

これも、さっきの短所の裏返しだと思うんですけど、高感度のアンテナを常に張り巡らせている状態なので、いろんな情報が問答無用で入ってくるんです。

でも、これはプラスに捉えると…危機管理能力が高いことなんです。この危機管理能力の高さっていうのはやっぱりいろんなところを考えるわけじゃないですか。

こういうことあったらどうしようとか。

こうなったら危険だ!みたいな。

だからそういった危機管理能力があるからこそ僕は、医療の現場で危険なことをいち早く察知してなんとか危機を阻止できたりとか。業務の改善につながったりとかこういったところに繋がることが結構生きてきて多かったな…と感じていますのでやっぱりそういった危機管理能力も非常に働いてるのかなと思います。



HSPとの向き合い方

ここまで散々HSPの良いところとか悪いところとか、特徴とか話してきたんですけど、そんなHSPの僕がどのように自分と向き合って生活してきたのか?ということについてお話していきたいと思います自分がHSPってわかる前からちょっと他の人と違うなっていうところとかなんか神経質だな…って感じてる部分はあったので、そういったすごく神経質な自分と上手く付き合っていく方法っていうのは昔から考えてきた部分はあったんですよね。

自分的に実践して効果のあったことが結構ありましたので、そちらについて詳しく皆さんにもお伝えしていきたいなと思います!

①余計な情報を遮断する

まず、1つ目は余計な情報を遮断する

今の時代はいろんな情報で溢れかえってますよね。自分が望んでいない情報も入ってきてしまうんですよ。テレビもそうだし、インターネットもそうです。

誰々がやらかしましたとか、誰々が自ら死を選びましたとか。

こういった情報は僕はできるだけ遮断するように意識しています。目に入ってきてしまう部分もあるので、そこはしょうがないんですけども気になったとしてもできるだけ見ないというように意識して自分を守るということに繋げています。

その有名人がやらかした話って興味あるといえばあります。でも冷静に考えてそれを知ったところで自分のために何かなるか?っていうとあんまりならないですよね?

その失敗から何かを学ぶという姿勢で見るのであればいいんですけども、特にそういう気持ちで見る人ってあんまりいないと思うんですよね。

なので、そういった情報を遮断することによって余計な情報が遮断されてもっと自分のためになることに時間を使えるようになって結構、ストレスとかも軽減されることが増えたかなと思います。

あとは、何か意味もなく落ち込んでしまうとか意味もなくネガティブになってしまうということも減ってきたかなと思います。

②耳栓、ノイズキャンセリングイヤホン、アイマスクを使用する

次、2つ目は耳栓、ノイズキャンセリングイヤホン、アイマスクを使用する

特に、僕はどこか移動する時とかは公共交通機関をよく使うんですけども、耳栓よりは僕はノイズキャンセリングイヤホンを絶対使ってます!

耳栓か、ノイズキャンセリングイヤホンは絶対に使った方がいいと思います!

場合によってはアイマスクも使ったりしますけども、ノイズキャンセリングイヤホンが良すぎてそればっかり使ってますね。

これは、情報を遮断するということに繋がります。特に、アイマスクが結構大事になってくるかなと思います。視覚情報って80%ぐらい印象に残るというか、かなり強烈なので視覚を遮断することによってストレスを軽減することに繋がるんです。

だから僕は、結構を目つぶったりとかしています。休憩する時とかも目つぶって休憩することによって疲れが取れたりとか、脳を休めることにも繋がるんです。

これ本当におすすめですね。

あと、やっぱり聴覚情報これもかなり軽減すると楽になります。

僕はノイズキャンセリングイヤフォンをよく使ってるんですけどもこれ本当にいいですよ!本当に周りの音がすっと小さくなって「なんかうるさいな…」って感じる音もすっと静かになるので、本当におすすめです。

それで別に外出先だけじゃなくても家の中でも使うのはありだと思います。

なんか風の音とか、工事の音とかたまに聞こえるじゃないですか。そういった音もHSPさんはすごく気になったりとか、イライラしてしまったりすることもあると思いますので、家でも耳栓とかノイズキャンセリングイヤフォン使うのは本当にありです!

コスパ最高のオススメの耳栓やノイズキャンセリングイヤホンはこちらに詳細がありますので、ぜひご覧ください!

③無理に強くあろうとしない

次、3つ目は無理に強くあろうとしない

HSPっていうのはもう気質で特性みたいなものなので、無理にもっと強くいなきゃ!とかもっと自分は変わらなきゃ!無理に思い過ぎるとどんどん苦しくなってしまいます。だから自分はこういうタイプなんだな〜ということを認めることが非常に大切です。

僕も昔は無理に強くあろうとしすぎて自分の行動のハードルが上がってしまったりとか、他人からの期待を上げてしまって余計に辛くなったり、追い詰められた経験があったので、本当に無理して強くあろうとすることはオススメできません!

④プラスの面に着目する

次、4つ目はプラスの面に着目する

なんでも悪い方だけに着目してしまうと、自分ってほんとダメだな…という考えになってしまうんです。

なので、もっと自分のできる部分とか、本当にちょっとした自分の良い部分とか、そういった部分をしっかり見ていく。それが大事ですよね。

だから僕もなんか人混みに紛れただけですごく疲れていたので、そんな人混みくらいで疲れる自分は本当ダメだな…とか。情けないな…。と思っちゃって、落ち込んでいたんですけども、自分は普通の人がなかなか気づけないところに敏感に気づけるからそこはすごいな!とか。いろんな人にしっかり気配りできるから、そこってすごい強みだよな!とか。

そういった部分を評価してあげるという部分が大事ですよね。

HSPであろうがHSPじゃなかろうが良い部分、悪い部分は人にはあるんです。やっぱりどんな人でも良い部分に目を向けていくということが自己肯定感、自己効力感を高めていくために非常に大事だったりします。

⑤仕事選び

5つ目は仕事選び

HSPの特性を理解した上で自分に合ってる仕事を選ぶということがめちゃくちゃ大事になります。僕が思うには…人と関わるのが少なめの仕事が一番いいかなと思うんです。1人で打ち込むものの方がどちらかというとHSPさん向きかなと思ったりもします。

接客業とか、サービス業は結構辛いかなとは思いますけども、やっぱりそういった気配りできるとか、いろんなところに敏感というところではそういった特性はしっかり活かせると思いますので、人間関係とか環境がもしよかったらすごくフィットする人もいると思います。

HSPだから接客業、サービス業はダメ!というわけではないです。でも人によってやっぱりなかなか向かないかなっていう部分もあると思うんですよね。

まあ完全にそこはやっぱり今まで生きてきた環境とか性格にもよると思うので、気質だけでは、やっぱりこれ!っていうことはちょっと断言できないかなとは思いますね。

⑥メンタルヘルスの知識を増やす

次、6つ目はメンタルヘルスの知識を増やす

HSPさんは本当にメンタルがやられやすい方が多いと思いますので、そのHSP気質がゆえに精神疾患を患ってしまうということもやっぱり考えられます。

全員ではないですけども、そういったことを防ぐためとか再発を防止していくためにもメンタルヘルスの知識をしっかり学んでおくということがとても重要になります。

だから、こういった記事をしっかり真剣に見てくださってる方はもう一歩進んでますから!素晴らしいです!この記事を見ているそこのあなた!もうそれだけでも自分をまず褒めていいと思います!この記事に辿り着いてる時点でもう行動してるわけですから!本当に素晴らしいことです。



最後に・・・

今回は、HSPについて今一度、詳しくお話しました。

HSP=生きづらいわけではありませんが、HSP気質がゆえに生きづらさを感じてしまうことが考えられますので、生きづらさを少しでも軽減するためには様々な知識を持っておくことが重要です!

ここの記事では、HSPさんが生きづらさ軽減し、自分らしく生きていくための知識について日々発信しておりますので、他の記事もぜひご覧ください!

とは言え…生きづらさは改善できないとか、メンタルに不調をきたしてしまう事が多い。という方ももちろんいると思うんですね。

そういった方はどうしたら良いか?と言うと・・・

心理療法を学ぶこと、自分でできるカウンセリングのスキルを身に付けること、もっと深いメンタルケアを学ぶことが非常に大切です。

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