【HSP】不安との適切な向き合い方『最強の手法』

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不安対策

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今回は、不安との適切な向き合い方についてお話していきたいと思います!

HSPさんは様々なことに敏感に感じ取ってしまい、反応しやすいという特性があるため、不安なことにも敏感に感じ取ってしまったり、不安な事に関して深く考え込んでしまうという事があります。

ですから、日常の中で不安に苛まれてしまうという方も非常に多いと思います。

僕も本当に日々、不安に苛まれやすかったりする部分もありますので、不安対策という事はいろいろ実践しています。

その中でもオススメできる適切な不安との向き合い方についてお話していきたいと思います。



解説動画:不安との適切な向き合い方『最強の手法』

【HSP】不安との適切な向き合い方『最強の手法』



HSPさんが不安と適切に向き合う方法とは?

これは、何かと言いますと・・・

『不安を具体的に書き出してみる』という手法です!

不安と向き合っていく時は、不安を具体的に書き出してみるという事が非常に有効なんです。

実際に書き出してみると・・・

①解決できること

②解決できないこと

これらが明確にわかります!

僕も悩み相談をする時も絶対に行いますし、自分でも不安に苛まれた時は絶対に書き出すようにしています。

そして書き出すことで・・・

①解決ができる可能性が高いこと

②解決できる可能性が低いこと

こういった事も分類できます!

そうすることで・・・

解決が確実にできること

解決できる可能性が高いこと

これらを優先的に取り組むことができれば、どうしたら良いかわかるので不安も軽減されやすくなりますし、効率よく不安の解決に向かうことができます。

書き出すときのポイントですが、その時の症状じゃなくて自分の態度を書くことが大切になります!

不安を書き出す時のポイント

森田療法という心理療法があるんですけども、この森田療法では、症状不問というものがあります。

これは、自分を悩ませる症状そのものに目を向けるな!ということです。

例えば・・・

頭が痛くなった時に、『頭が痛い』と書くのではなくて、頭が痛い時に

『自分は何をしたのか?』

『行動してどのようなことが起こったか?』という事について書きます。

森田療法では、

頭が痛くてどうしたんですか?

と聞きます。

頭が痛くて今日は会社に行けませんでした・・・

そうするとこう返ってきます。

そこで・・・

会社は行けなかったけど、それでもできた事はありますか?

と質問を返します。

このようにどのような態度をとったか?どんどん掘り下げていくことで

早く体調を良くするためにゆっくり休むことができました。
あとは、次出勤した時にやることを考えていました!

このように、自分ができたことについて目を向けることができるわけです。

実際に紙に書き出してみると不安は、意外と大した問題ではないということも気づくこともあります。

または、いつも同じようなことばかりに不安を感じているという傾向もわかることもあると思います。

なので、要するに書き出すだけでも冷静になれる部分があるんです。

ですから、そういった面では日記も非常にオススメです。

僕も日々、日記を書くようにしていますし、悩み相談をしている方にも日記を勧めることがあります。

日記を書く時のポイント

それで、日記を書く時のポイントは・・・

『事実』『思考(自分の考えていること)』この2つに分けることです。

例えば・・・

交際している彼女がいたとして、

ちょっと大事な話があるから、来週会おう!

え!?わかったよ・・・

なんだろう・・・大事な話って・・・
別れ話かな・・・?

このように、大事な話があると言われて、不安に思ってしまうと『事実』『思考』が混同しています。

この場合は、大事な話があると言われたことが『事実』です!

別れ話をされるかも・・・というものは『思考』です!

この2つを分けて書くことができれば、まだ別れ話と決まったわけではないという事がしっかり把握できます。

『事実』『思考』をしっかり分けた上で『思考』については起きる確率を考えればいいんです。

別れ話をされる可能性が30%だとします。いろいろ彼女に嫌なこと言ってしまったかな?とか、最近彼女と上手くいってなかったかな?ということをしっかり考えた上で確率を考えます。

だけど、別にそんなに最近上手くいってなかったわけではないと思うと30%くらいになるとして、残りの70%は別のことを彼女から言われる可能性が考えられますよね。

様々な可能性を考えれば、

別れ話をされるかも・・・もうダメだ・・・

というような思い込みによる不安から抜け出すことができます!

なので、1度不安を実際に書き出して整理していくということが思い込みによる不安から抜け出す方法でもあるんです。

このように、今回話したように不安と向き合っていくという事がかなり大事になってきます。

僕も結構不安になることもあるんですけども、こういった方法で適切に不安と向き合っていくということを行っています。

まとめ

今回のまとめとしましては、不安を書き出すポイントは『症状』ではなくてその時の態度を書くことです。

解決できること

解決ができる確率が高いこと

ここに目を向けて優先的に取り組んでいく、そして効率よく不安を解決していくことが非常に重要です。

そして、日記も特にオススメで日記の書き方のポイントとしては・・・

その時の『事実』『思考』の2つに分けて書きます。

『事実』については、1つしかないので『思考』については確率を考えます。

そうすると、様々な可能性を考えることができます。

そして、思い込みによる不安があるかもしれないという事実に気づいて、そこから視野を広げていくことができます。

このように不安と向き合っていくことが非常に重要です!

この手法は、僕も実践してみてかなり合っていたなと感じたものでもありますので、みなさんも是非実践してみて頂きたいなと思います。

少しでもこの記事が参考になって頂けたら幸いです!

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